不眠症4 ~睡眠に関わる疾患~

今日は、眠りに関係のある疾患をいくつか紹介するよ!
眠れない、起きられないといったことがあったらチェックしてみてね!

 

非定型うつ

まずは、寝すぎてしまう、眠気が強い、という症状がある、非定型うつについてだよ。
非定型、ということは、定型的なうつじゃないパターンということだね。
そう。非定型うつの場合、過眠や過食という症状が出るよ。
うつでは、眠れない不眠や食欲低下という症状だったね。
そうだね。この過眠は、1日10時間以上眠っていることが週に数日あっても、それでもやる気がおきず寝たりない、という傾向があるよ。
なるほど、過眠で生活リズムが崩れがちになるということだね。
うん。あとは、好きなことにはやる気が起きるけど、苦手なことには極端にやる気が起きない気分反応性、ほめられてもマイナスに捉えがちになる拒絶過敏などの症状があるよ。
非定型うつの場合は、どのようにしたら改善されるかな?
まずは自律神経を整えるところから! 朝は日の光を浴びる、運動をする、気温の変化を感じる、などだね。
ふむふむ、自律神経を整えるためにも、朝の日光が必要なんだね。
そうそう。あとは掃除・料理といった家事も効果的!

睡眠相後退症候群・非24時間睡眠覚醒症候群

いちど夜型の生活をしてしまうと、朝方に戻すのがとても大変になる睡眠相後退症候群という場合もあるよ。
たしかに、夜型になっちゃうと朝方に戻すのは大変そうだ~。
そうなんだ。睡眠相後退症候群の場合、日中行動していても、精神状態がよくても、入眠時刻を戻せなくなってしまうんだ。
ただ、一度眠ると比較的安定して睡眠できるという特徴もあるよ。
ふむふむ、夜型から朝方に戻しにくいけど、睡眠自体はよくとれるんだね。
あとは、本人の意思とは関わりなく、毎日1時間ずつ入眠時刻が遅れていく非24時間睡眠覚醒症候群の場合。
こちらも、運動しても落ち込んでいなくても体内時計がずれていってしまうんだね。
そうなんだ。どちらも10代~20代で発症しやすいんだけど、毎朝起床直後に日光を浴びることで、改善されるよ!
やっぱり朝に起きたら日光を浴びる、というのは大事なことなんだね! 習慣にしていこう!

そのほか

時間の管理が苦手で、朝定刻に起床できない、ということもあるよ。
うん、ADHDなどは時間が守れない、という特徴があったよね。
そう。身体を動かす、昼寝はしない、食事をきちんと摂る、といったように、生活のリズムやルールを作ろう。
なるほど、生活の中でもリズムを作るんだね!
うん! あとは、夜更かしはしないことも大事。夜はベッドに入る時間を決めて、その時間にアラームが鳴るようにしておくといいよ。アラームが鳴ったらやっていることを止めてベッドに入ろう。
なるほどなるほど!
明日紹介する、睡眠に必要な栄養素を摂ったり、ホットミルクなど眠りをサポートする飲み物をとるのもいいね!

 

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