リス太のビジネスマナー講座 ~就職している先輩の声②~
今回は、障害者枠での就職をした人にお話しを聞いたよ!
自分はどちらにしようか、参考になりそうだ!
障害者雇用枠での就職活動について
どうして障害者雇用枠を目指したのか、いろんな意見があるみたいだよ!
障害者雇用枠に進んだきっかけ
- 一般就労の経験はありますが、体調を崩してしまったため配慮があるところで働きたいと強く思うようになりました。
- 一般就労の総合職は、コミュニケーションはもちろん、臨機応変な対応やマルチタスクをこなす能力が求められる職種。
主治医との相談の結果、私には一般就労は難しいとのことだったので障害者雇用枠での就職を目指しました。 - アルバイトの経験はありますが、何をやっても不器用で、また努力をしてもミスが減らず退職、という経験があったからです。
- 一般就労で、コミュニケーションが極端に苦手ということを実感しました。
- ハローワークで一般就労を探してみましたがうまくいかず、職業訓練に参加しながら障害者雇用枠を希望するようになりました。
- 大学時代、ゼミや卒論と並行しながら就活をしましたが面接で全て落とされてしまいました。
主治医との相談のもと、ある程度の配慮をしていただける障害者雇用枠を考えるようになりました。 - 一般就労での失敗を踏まえています。障害者雇用枠でなら、長期的に、安心して働けると思ったからです。
- 前職では電話が鳴りやまず、集中できずに退職してしまいました。配慮してもらえれば、自分のよさを生かせると考えました。
自分の苦手と向き合うことで、企業に求める配慮・支援が具体的になるよ。
働いているイメージがあまりわかない、という場合は、主治医に相談してみるのもよさそうだね!
就活の難易度は一緒
就職活動の準備は、一般就労も障害者雇用枠も似ているところが多いよ。どういった準備をしたのか聞いてみよう!
- 職業訓練に通い、IT関連の資格も取得しました。
- 支援機関で、他の人と協力しながら就活をしました。一人での就活では手ごたえがありませんでしたが、支援機関では情報も集まりやすく、自分の居場所にもなりました。
- 学生時代に就職活動のタイミングを逃してしまったのですが、履歴書に空白があるのはいけないとおもい、資格取得のために通信講座で勉強をしていました。
- 自分の特性や癖をきちんと理解して、説明できるようにすること。きちんとわかっていないと配慮事項も説明できません。
- コミュニケーションが苦手でも努力していこうという姿勢など、前向きな姿勢を持ち続けられるよう心がけました。
- 履歴書や応募書類に関して、質問の意図をきちんと理解した返答になっているか、支援機関の人に確認してもらいました。
- 通院のタイミングや趣味などは就職先の勤務時間に合わせて変えなければいけません。事前に医師とも相談しました。
- 就労移行支援を利用し、コミュニケーションや他者への配慮などを学んでいます。
- 並行してやる、ということが苦手なので、午前中は就活、午後からは資格取得やバイトなど、時間をできる限り明確に区切って就活しています。
苦手なことがあっても、仕事上では必要だということもあるよ。
苦手でも克服しようと頑張っている、という姿勢がやはり大切だよ!
苦手でも克服しようと頑張っている、という姿勢がやはり大切だよ!
うんうん! 頑張って資格取得したり、自己分析を手伝ってもらったり、自分のことを理解して対策していくことも必要だね!