リス太のビジネスマナー講座 ~就職している先輩の声①~

今回から、実際に働いている人の声を紹介していこうと思うよ!
先輩の声を聞いてみて、参考にしたいね!

 

就職活動で困ったこと

特性で、コミュニケーションが苦手、会話が苦手という人は多いよ。どんなふうに就職活動をしたのか聞いてみよう!

コミュニケーション、面接が苦手

  • 私は協調性・コミュニケーションに自信がなかったので、自分で当事者会やセミナーを探し、参加してみました。
    セミナーでは、コミュニケーションで悩む人は自分だけではないと知ることができ、一緒にコツをつかむため頑張りました。
    また、障害に関する本も読み、会話の注意点やコツを勉強しました。
  • 会話をすることが極端に苦手で、なかなか面接を突破することができませんでした。
    職業訓練や企業実習に参加することで、自分の特性や障害を受け入れ、障害者雇用枠での就職の意思が固まりました。
    SSTなどで訓練を積み、コミュニケーションの苦手を克服しようと福祉施設も利用しています。
  • コミュニケーションが苦手だったため、学校の就職課にサポートをお願いしました。
    キャリアカウンセラー、就職担当教員と何度も面談し、エントリーシート添削や、模擬面接まで行っていただけました。
    サポートのおかげで、自分に合っている企業が見つかり、また面接も突破することができ、就職しています。
  • きちんと面接準備をしても、すべてお祈りメール。
    すっかり落ち込み自信を失いかけていましたが、支援者の方と面接を毎回振り返るようにしました。
    模擬面接も何度も繰り返し、現在は働くことができています。
外部のサポートを有効活用しているね!
コミュニケーションの部分が難しい場合、自分でサポートをしてもらえる環境を探してみることも必要そうだね。

自己PRなど、エントリーシートに書くことがない

自己分析や文章などが苦手な人は、どのように対策したんだろう? 話を聞いてみよう!
  • キャリアカウンセラーに相談したところ、私の短所・長所をあげていただくことができました。
    それらをヒントに、自分の好きなこと、嫌いなこと、できること、できないこと、やりたいこと、やりたくないことなどを箇条書きでどんどん書き出してみました。
    これが自分の理解につながり、エントリーシートも面接もよい内容にすることができました。
  • 自己PRに書くことがなく、学校のカウンセラーに相談したところボランティアを進められました。
    コミュニケーションが苦手で億劫だったのですが、実際参加してみるときちんと役割を果たすことができ、達成感がありました。
    この経験を自己PRにすることができ、エントリーシートも完成しました。
  • 文章を書くのが苦手だったため、支援機関に依頼して一緒に考えてもらいました。
    一人で作成するよりも早く完成させられることができたと思います。
    面接でも支援者の方と毎回振り返りを行い、苦手な部分を克服できるよう努力しました。
  • 学校の就職課で、自分の障害をもとに相談にのってもらいました。
    自分でも成功体験だと認識していない体験もたくさんあり、サポートのおかげで隠れた成功体験も見つけ出すことができました。
こちらも、自分の得意・不得意をきちんと理解して、支援してもらっているね。
そうだね! 苦手なことがあって就職活動がうまくいってない場合は、相談機関や学校の就職課へ、サポートの依頼をしてみるといいね!

 

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