声が出ない、話すのが怖い … 緘黙症について

今日は、話したくても声が出ない「緘黙症(かんもくしょう)」についてお話ししていくよ!

 

緘黙症の症状・特徴

自分でもなぜ話せないかわからない、なぜ声が出せないかわからない

緘黙症は、自分の意思で話さないのではなく、話したくても声が出ない、という病だよ。
自分では話したいのに話せない、というのは強いストレスだね。
そう。悲しさ、無力感、自責感などが緘黙症の人を苦しめてしまっているんだ。

落ち着ける場所でも話せない

人見知りの人や引っ込み思案の人でも、落ち着ける場所・リラックスできる場所では、会話ができるよね。
緘黙症の人は、リラックスできていても話せないことが続くみたいだね。
そう。環境に慣れるのに時間がかかっている場合もあるけど、緘黙症で話したくても話せない場合もあるんだ。

場面緘黙・選択性緘黙、全緘黙

多くの場合、「場面緘黙」という症状で、家などでは話せるけど、保育園・学校など特定の場所では一貫して話せない、ということも特徴だよ。
人見知りだと思って見過ごされてしまうこともありそうだね。
そう。また、家や慣れた場所でも話せない「全緘黙」という場合もあるよ。

社交スキル訓練の機会がない

発話ができないことで、社交スキル、コミュニケーション能力を学ぶ機会も少なくなってしまうんだ。
たしかに、学校や幼稚園での会話は、社交性の学習になっているよね。話せないと学習が難しそうだ。
そうなんだ。社交性が低くなるにつれて、うつや不安などの二次障害を発症することも多くなってしまうんだ。

語彙力・学力は正常

本人の語彙力不足、話し言葉を知らないから、というわけではないんだ。
ということは、筆談はできるんだね。
そう。学力なども正常ではあることが多いよ。
ふむふむ、語彙力、文章能力が低いのが理由ではないんだね。

二次障害の併発

話すことへの不安・恐怖が強く、うつ・不安症状が強く出ることもあるよ。
そこから、不登校、人間不信などにもつながっていきそうだね。
そうなんだ。不安や恐怖から、頭痛・腹痛などの身体症状が出ることもあるんだ。
周りからは理解されにくいけど、本人は苦しんでいるんだね。

こどもに多いが、自然には治らない

緘黙症の多くは、子供時代に発症が確認されるよ。
大人になるまで続くことはあるの?
大人になっても、二次障害で引きこもりがちだったり、場面緘黙が続いていたりということはあるよ。
緘黙症の疑いがある場合は、早めに治療をしていきたね。

 

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