辞めてしまいたい、と思う前に! 適応障害の治療方法と、ストレス解決のヒント

今回は適応障害の治療や、ストレスへの対処策についてお話ししていくよ!

 

考え方、環境。。。適応障害の治療

適応障害は、ものの感じ方・捉え方、考え方、ストレス耐性と、環境変化が原因だったね。
人それぞれ、考え方やストレス耐性が異なるから、適応できない場合発症するんだよね。
そう。適応障害の治療には、ストレスのある環境の改善や、もしくはその環境からの離脱が一番だよ。
慢性化すると他疾患にもつながるんだもんね。
そう。あとは、ストレスを感じていたら、早めに周囲に相談・助けを求めること。
もし環境改善、相談などで解決できなかったら、その場所から離れてしまうことが次の対応策だね。
そうだね。治療法としては、考え方や、自分の限界値をコントロールするための「認知行動療法」などの心理療法も効果的だよ。
自分が苦手としているもの、ストレスとなるものへの対処を、心理療法で見つけていきたいね!

「辞めてしまいたい」「投げだしてしまいたい」と思う前に

適応障害を発症してしまった場合の対処方法だよ。
「辞めてしまいたい」と思ってしまいがちだけど、あとから後悔してしまうこともあるみたい。
じっくり考えて、時間をかけながら対処していこう!

職場や人間関係がストレス源の場合

しばらく休職したり、部署移動や転職を視野にいれたりなどしながら、治療を進めていこう。

1)仕事量の調整を上司に相談する

まずは相談すること。医師から診断を受けたこと、治療中であることを伝えて、仕事などの負担を軽減してもらえるよう話をしてみよう。
診断書や、主治医からのメモなどあると効果的だね。

2)配置転換、部署移動などを希望する

ストレスや原因が明確なら、問題を解決できるように職場環境改善を依頼しよう。
こちらも、診断書などがあれば、上司や労務の人も相談に乗ってくれそうだね。
そう。職場に居続けられるように改善してもらえる可能性が高いよ。

3)休職、退職

適応障害などを発症すると、気落ちして「投げだしたい」「辞めてしまいたい」と思いがちだよ。
判断力が低下するのも適応障害の症状だよね。勢いで辞めてしまうと症状は改善するけど、後悔してしまいそうだ。
そうなんだ。だから、職場環境が問題だったとしても、まずは休職を優先したいね。
そうだね。上司や人事・労務の人たちにも伝えて、休職や改善を相談したいね。。

4)傷病手当金

欠勤や休職などが発生した場合、減給になってしまうことがあるよ。
給与がないと通院もできないし、安心して治療ができないよね。
そう。解決策として、健康保険組合や共済などから傷病手当金が支給される制度があるよ。
もし金銭面で不安な場合は、総務などの担当部署に確認しておきたいね。

5)休職期間後の意思決定

会社の義務として「職場環境配慮」というものがあるよ。身体だけじゃなく精神面の安全配慮も会社の義務ということ。
なるほど。職場がストレスの原因だとしたら、上司や労務に伝える必要があるね。
そうなんだ。会社は意見をもとに調整をするけど、もし会社の措置に合意できなければ復職は難しいかもしれないね。
その場合は、退職・転職も考えることになりそうだ。
そう。休職中は自分の今後を考える期間として、しっかり考える時間にしたいね。

 

「辞めてしまいたい」「全て投げ出してしまいたい」などは判断力低下が原因。ストレスから少し距離を置いて、考える時間を作ってみよう!

 

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