ストレスをためこみにくい考え方と、見逃しがちなストレス

いろいろな種類のストレスがあるけど、意識していないストレスというものもあるんだ。
周囲にあるストレス要因を見ていこう!

 

ストレスになるできごと

環境的な問題

まずは住まいの問題。引っ越し、安全じゃない住まい、不衛生な住まい、住処に困っている、などがあるよ。
経済面も環境の問題だね。貧困、不十分な収入、借金・ローンなどお金の面はストレスになるね。
保険・医療など福祉の問題もあるよ。相談できる機関がない、交通機関が不十分、混雑なども考えられるよ。
ほかにも外的な問題として、犯罪や法律的なトラブルもストレスになるよ。

心理的な問題

死別などは大きなストレスになるよね。
一人暮らしをしている場合も、心理的な負荷が多そうだよね。
ほかにも心理的な問題として、異文化を受け入れなくてはいけない状況なども負荷になるよ。
あとは、転校や学校環境、失業や業務量や難しい仕事など職業面のことも、心理的ストレスになるね。

対人関係

病気、介護、精神疾患、別居・離婚など、身近な家族とのこともストレス大だよ。
対人関係というと、友達との喧嘩、恋愛関係などもショックやストレスが大きそうだ。
あとは、いじめ、虐待、セクハラ・パワハラなども大きな傷になるよ。

いいことでもストレスになる

一般的に喜ばれること、めでたいことでも、実は心理的な負荷がかかっているよ。
結婚、妊娠・出産、兄弟が生まれたこと、昇進などだね。
そうだね。卒業や就職、休暇、クリスマスやバレンタインデーなどの行事も、隠れたストレスなんだ。
仕事での成功なども心理的負荷がかかりそうだね。
明るいことは見逃しがちなストレス要因。大きなことほど本人にとっては負担があるんだ。

発症しやすいタイプ

ストレスや嫌なことがあったとき、K君ならどうする?
うーん、僕だったら、誰かに相談したり愚痴ったりするかなあ。
いいね。ストレスにはうまく向き合っていくということが大事なんだ。ストレスへの対処法を紹介するよ!

ストレスをため込んでしまう生活

例えば学校や職場で嫌なことがあったとき、「自分には関係ない」「もう行かない」などと逃げてしまうということは、ストレスとうまく付き合えていないんだ。
お酒を飲んだり八つ当たりをしたりという発散もよくないよね。
実は適応障害を発症してしまう人は、こういった対応をしてしまうことが多いみたいだよ。

ストレスをため込みにくい生活

嫌なことがあっても、「解決するために理論的に考えよう」「これも経験だ、次に生かそう」と思える人は、ストレスとうまく付き合っているといえるね。
誰かに相談したり、至らなかった点を内省したりといった対応も、ストレスに向き合えているよね。
そう。問題を解決するために、まずは怒り・不安などを落ち着かせて、冷静に、プラス思考で行動していけるといいね。
そうだね! 前向きに解決していこうという姿勢が、ストレスをためこまないことの基本かも!

 

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