怒らせがちな、口癖・地雷ワード

よく使っている言葉の中にも、相手を不快にさせてしまう言葉があるよ。
今日は、使うのを控えたい言葉を見ていこう!


 

控えたほうがいい「地雷」ワード。口癖も多い!

前回は、相手をイラつかせてしまう「マイナス表現」についてお話ししたね。
うん!
「無理です」という断り方はよくなくて、「申し訳ございませんが」「難しいです」などと言い換えると印象がいいんだったね!
そうだね!
ほかにも「○○させられていた」「たぶん○○だと思います」なども、気を付けたい言葉だったね。
「させられていた」よりも「○○していたので、自信があります」
「たぶん」よりも「恐らく○○と考えます」のほうが頼りがいがあるよね!
そう。今回は、口癖になってしまいがちだけど控えたい言葉をお話ししていくよ。

口癖になってしまいがち! 相手を否定する言葉

でも」「だって」は相手を否定する言葉

これはどうして控えたほうがいいのかな?
「でも」とか「だって」のあとに続くのって、否定する文章が多いと思わない?
でも、そうとは限らないんじゃない?
その「そうとは限らない」というのが、否定になっているよね。
なるほど、そういうことか!
「でも」「だって」などの言葉が出ると、相手の人は「否定される」と思って身構えてしまうということだね。
そういうこと。
「でも」「だって」は口癖になってしまいがちだよ。気を付けていこう!

ケンカ腰に聞こえてしまう! 「けど」「ですが

文末につけてしまいがちな「けど」「ですが」。
こちらも控えたい言葉だよ。
たしかに、よく使っちゃうな。
これはどうして控えたほうがいいの?
たとえば、書類の提出状況を問われて
「昨日提出しましたが」
と返答した場合、相手はどう考えるかな?
「提出したけど?」というのは態度が悪く聞こえてしまうね。。。
「昨日提出しました」と言い切ったほうがいいよね。
そういうこと。
相手からしたら、文末の「けど」「ですが」はケンカ腰に聞こえてしまうよ。
なるほどー。
否定する必要がないときは、きちんと「しました」といいきるようにしたいね。

一応」「ちょっと」が頼りない!

わあ、これは僕もよく使ってしまっている言葉だ!
会社でもよく飛び交う「一応」「ちょっと」だけど、これも信頼感が低い言葉だね。
なるほど。
「一応見てみます」などでは、軽く扱われている、軽視されていると思ってしまうもんね。
そういうこと。
ひとまず時間がほしい、というときは「少々お待ちください」や「確認いたします」などと言い換えよう

自分にとっての”当然”が伝わらない相手もいる

「先ほどもお伝えしましたが」は説明下手!?

何度も同じことを伝えるのは手間で、ついこんな言葉を使ってしまいがちだよね。
そうだね。。。
でも、繰り返し説明するのは手間だし、理解力が低いから、という気持ちはわかるよ。。。
うんうん。
だけど、相手に理解してもらえないのは、自分が使っている言葉が難しいから、説明のしかたが下手だからということもあるんだ。
なるほど。。。
「さっきも言ったけど」「もう一度言うけど」などの言葉を使う前に、自分の説明のしかたがどうだったか、見直してみよう。
一度の説明で理解してもらえるよう、わかりやすく、ていねいに話すことを心がけたいね!

「こんなことも知らないの?」「これが普通です」という押し付け

自分にとってのルールや常識が、相手にとっては当たり前じゃないこともあるよ。
たしかに、会社ごとに違うルールかもしれないし、年齢や趣味でも「当たり前」って違うよね。
そういうこと。
お客さんに「説明書を見たらわかります」と言ってしまったり、「説明してもわからないと思いますが」と言ってしまったり、ということも同じ。
相手が理解していない、ということは、理解力だけじゃなく、自分の説明能力の問題であることも多いんだもんね。
そう。
「当たり前なんだけど」と言ってしまう前に、「詳しく説明すると」とか「○○ということになっています」とか、具体的に説明を加えるようにしようね。

「期限です」「そういうきまりです」「~してもらわないと困ります」

う~ん。。。
この言い方で依頼されると、追い詰められている感じがしちゃって息苦しいな。。。
そうでしょ?
これがもし別の部署の人に対してだったら、自分たちだけのルールを押し付けているようにも聞こえてしまうんだ。
たしかに。。。
もし、期限に間に合うようにしてもらいたい場合はどうしたらいいのかな?
まず、
「恐れ入りますが」「お手数ですが」「お忙しいところすみませんが」
などのクッション言葉をしっかりはさもう。
ふむふむ。 印象が柔らかくなるね。
そう。そして、
「○○という理由がありまして」「○○日までにお願いできますでしょうか」という形で期限を伝えよう
この言い方だと押し付けられているようには感じないね!
でしょ?
もしもきまりも相手に伝えたい場合は
「私共の部署では○○とさせていただいておりますが、対応していただけますか」
と依頼しようね。
依頼される側の気持ちもきちんと考えないといけないね!
意識していこう!

 

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