就活SST「断るスキル」
新聞読解「個人情報に利用停止権」
以下、記事の要約です。
個人が企業に自分のデータの利用を停止できる権利を導入するよう、政府の個人情報保護委員会が検討していることが2日、わかった。
ネットサービスや広告、金融など個人情報を分析してビジネスに生かす動きが加速しているのに対応。
個人がデータの使われ方をコントロールできる仕組みを用意し、企業のデータ活用を進めつつ、不適切な乱用を防ぐ。
この記事に対する利用者さんの意見・感想
- 位置情報は個人情報に含めないというのは意外。
- 利用停止権によって個人の意志で設定できるようになったのはありがたい。
- 利用者が個人情報を提供するかどうかを選べるようになればいいなと思った。
- 個人情報を扱う企業が、よりそのことをアピールする必要があると思う。
情報化社会の発展により、個人情報の取り扱いにより慎重さが求められますね!
就活SST
『ま』で始まるお金で買えないものは?
高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、水曜日に就活SSTをやっています!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。
「真夏」「魔力」「マンガを描く才能」「マンハッタン」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・
Bグループ「満月」
Cグループ「真心」
Bグループの回答は満月!風流な答えですね。確かに、いくらお金持ちでも、空に見える月を満月にすることはできないでしょう!
Cグループの回答は真心です。お金で買えない想いだからこそ、真心・・・なんていうようにも言えるかもしれませんね。
断るスキル
前回、いくつかの断り方を比べてみました。
その中で見えてきた、上手く断るためのスキルについて、今回はまとめてみたいと思います。
上手く断るためには
前回出てきた例の中で、最も良いという声が多かったのは、
「大変申し訳ありません。お手伝いしたいのですが、所用がありまして・・・。明日ならできると思います。」
という断り方でした。
この断り方に含まれている要素を分解してみてみましょう。
まず、最初は「大変申し訳ありません」という謝罪の言葉から始まっています。
頼まれたことを断る場面ですから、この言葉が抜けてしまうだけで、印象は悪くなってしまうでしょう。
次に、「お手伝いしたいのですが」という部分ですね。
誘われたときには、「行きたいのはやまやまなのですが」、頼まれたときは、「お手伝いしたいのですが」
等といった、相手の言葉を一度受け止める言葉を伝えられると印象が良くなります。
その後は、「所用がありまして」と続いています。
断る理由を伝えることは、相手に納得感を与えます。
理由の内容については、このように詳しく話さずとも大丈夫な場合もありますし、ある程度の説明は求められることもあるかと思います。
一から十まで詳しく説明する必要はないので注意してください。
また、「気が乗らないから」など、自分の気持ち、感情を理由にするのも、ビジネスなどの場ではNGです!
最後が、「明日ならできると思います」という部分ですね。
明日ならできるという、「代替案」を伝えています。
断るときに、その場で断って終わりではなく、可能であれば、このような代わりとなる案を提案することが重要です。
他にも、お誘いであれば、「また誘っていただけると嬉しいです」「またの機会にお願いします」などと伝えるのもOKです。