アダルトチルドレン 考え方の癖
アダルトチルドレン 考え方の癖
アダルトチルドレンには5つの傾向があるんだったね。
今日はアダルトチルドレンの人たちが抱えがちな考え方の癖や特徴についてお話ししていくよ。
今日はアダルトチルドレンの人たちが抱えがちな考え方の癖や特徴についてお話ししていくよ。
白黒思考
完璧主義のアダルトチルドレンに多い傾向で、「オール・オア・ナッシング」、「イチかゼロか思考」とも言われているよ。
白黒つけないと気が済まない、という考え方?
そう!
正か否か、良いか悪いか。
どんな人でもそういう判断はするけど、完全に善悪の二つに分類しないと気が済まない、というような考え方だよ。
正か否か、良いか悪いか。
どんな人でもそういう判断はするけど、完全に善悪の二つに分類しないと気が済まない、というような考え方だよ。
「どっちでもない」という状態が嫌なんだね。
そういうこと。
この考え方が強いと、「うまくいかなかったから自分はダメな人間」などと思い込んでしまったり、受け入れられないものを悪いものと決めつけたり、という形に現れるよ。
この考え方が強いと、「うまくいかなかったから自分はダメな人間」などと思い込んでしまったり、受け入れられないものを悪いものと決めつけたり、という形に現れるよ。
ものごとって必ず二分できるわけではないから、白黒思考だと生きにくさを感じてしまいそうだ。
自己正当化
自分が悪い、謝らなきゃいけない、という場面で、他の人の悪いところを探してしまう、という傾向だよ。
責任転嫁をしようとしてしまう、ということかな?
そう。自己防衛のために、他の人やものを否定したり、責任から逃れようとしたりすることがあるんだ。
周りのせいにすることで回避しようとする、ということだね。
強い自責感
こちらは自己正当化とは逆で、自分が少しでも関わっていたことであれば、悪いのは自分だ、と思い込んでしまう傾向だよ。
自己正当化は逃げようとする傾向だけど、逆に責任を負おうとする傾向というのもあるんだね。
そう。利害の関係なく、他人の悪い結果の責任を負おうとしてしまうんだ。
偏った認識
よくないことって、なかなか忘れられないよね。
うんうん、でも楽しいこととか思い出すと少し薄れるよね。
そうだね!
通常であれば、よくないことも、少しずつ薄れていったりいいことが起きると切り替えられたりするよね。
アダルトチルドレンでは、悪いことばかりに目が行ってしまう、という傾向もあるんだ。
通常であれば、よくないことも、少しずつ薄れていったりいいことが起きると切り替えられたりするよね。
アダルトチルドレンでは、悪いことばかりに目が行ってしまう、という傾向もあるんだ。
悪いことを気にしすぎると、マイナス思考というか、のめりこんでいってしまうよね。
一般化
根拠が少ないのにそうだと思い込んでしまう、決めつけてしまう、という傾向だよ。
ちょっと難しいかも。。。
具体的にはどんなことがあるかな?
具体的にはどんなことがあるかな?
たとえば、K君が僕に挨拶を返してくれなかったとするよね。
一般化が強いと、「K君に嫌われてしまった」と思い込んでしまうんだ。
一般化が強いと、「K君に嫌われてしまった」と思い込んでしまうんだ。
なるほど。
聞こえなかっただけかもしれないのに、嫌われたと決めつけちゃう、ということだね。
聞こえなかっただけかもしれないのに、嫌われたと決めつけちゃう、ということだね。
そう。
経験があることだけ、今見えてるものだけをもとにしか判断できない、ということもあるんだ。
経験があることだけ、今見えてるものだけをもとにしか判断できない、ということもあるんだ。
少ない根拠でこうだと決めつけてしまうのも、自分の生きにくさにつながってきそうだね。
他者に対する思い込み
客観的にみることができず、「全ての人が自分と同じように感じている・考えている」と思ってしまう傾向だよ。
人それぞれ考え方や感じ方は違うよね。
そう。
アダルトチルドレンの人は、他の人のことも主観的に捉えてしまう、そして自分のその考え方を疑わない、ということもあるんだ。
アダルトチルドレンの人は、他の人のことも主観的に捉えてしまう、そして自分のその考え方を疑わない、ということもあるんだ。
ふむふむ。
自分とは違う考え方をしているかも、とは思えない、ということだね。
自分とは違う考え方をしているかも、とは思えない、ということだね。
自己の過小評価と他者の過大評価
自尊心が低い、自己肯定感が低いアダルトチルドレンの場合、こういった傾向があるよ。
自分のことを卑下したり、低く言ったりは、日本人ならだれでもあるんじゃない?
そうだね、この傾向は日本人ではとくに強いと言われているよ。
他者の過大評価とかも、けっこうあると思うな。
うん。
他人の失敗を見逃したり、短所を過小評価して長所を過大評価する、ということもあるよ。
他人の失敗を見逃したり、短所を過小評価して長所を過大評価する、ということもあるよ。