就活SST「相手をほめる」

新聞読解「コンビニ 成長モデル転機」

以下、記事の要約です。

成長を続けてきたコンビニエンスストアが曲がり角を迎えた。
24時間営業への批判に伴う出店抑制に加え、最大手のセブンイレブン・ジャパンやローソンが実質的な値引きを始めることが17日わかった。
単身世帯の増加や深夜労働、夜型生活の拡大で伸びてきたコンビニだが、人手不足や環境意識の高まりを背景に社会との向き合い方の変更を迫られている。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 値引き到来はチャンスだが、諸刃の刃だと思う。
  • コンビニの仕事はやることが多く、大変だなと感じる。
  • 値引きがあるのは良いが、衛生対策はどうするのか気になる。
  • コンビニでも値引きができるんだなと感じた。

コンビニの役割が多くなってきたこともあり、働く人の負担は増えています。
長時間労働や食品の廃棄の問題についても、今後改善を期待したいところですね!

就活SST

『し』『じ』で楽しみにしているもの・ことは?

高田馬場にある就労移行支援事業所、リスタートでは、水曜日に就活SSTをやっています!
今日もいつも通り、アイスブレイクの「朝までそれ正解」で始まりました。

「祝日」「食事」「シミュレーションゲーム」「塩ラーメン」など様々なものが出てきましたが、
最終的に残ったのは・・・

Bグループ「就職」
Cグループ「週末」

Bグループの回答は「就職」。その気持ちがモチベーションになりますね!
Cグループの回答は「週末」。間違いなく、楽しみなものですね!

相手をほめる

前回は、いくつかの例を出して、アサーティブなコミュニケーションについて考えました。

今回からは、相手を「ほめる」ということについて考えてみます。

人からほめられて嫌な気がする、という人はそうそういないのではないでしょうか。

ほめられると、多くの人は嬉しく感じますし、ほめてくれた相手への印象も良くなります。

一方で、なんだか恥ずかしかったり、どのようにほめればいいのかわからないからと、相手をほめるということを怠っていると、知らず知らずのうちに、「自分のことを見てくれていない」「認めてくれていない」と相手が感じていることがあります。

そうなってしまえば、関係の悪化に繋がる恐れもあります。

必要に応じて、的確にほめるスキルを磨きましょう。

ほめるメリット

相手を「ほめる」ことは、相手のことをしっかり見ているというアピールであり、相手を認めているという意志表示です。

どんな服を着ているかわからなければ服のセンスをほめることはできないですし、一緒に行動しなければ相手の性格をほめることもできませんよね?

相手をほめるためには、相手のことを知る必要があるのです。

裏を返せば、ほめられた、ということは、そのポイントを相手が見てくれている、ということになります。

人は、自分に関心を持ってくれている人に好意を抱きます。

そのため、ほめられると「自分のことを見てくれている、興味を持ってくれている」と感じ、嬉しくなるのです。

また、自分が頑張ったこと、努力したことは、他の人に知ってもらいたいものですよね。

ほめることは、そんな努力を認めるという意味も持ちます。

さらに、相手のことを知り、好感を持ってもらえたら、相手もこちらのことを知ろうとしてくれるものです。

こうして、お互いに相手のことを知っていくことで、距離を縮め、関係を深めることができるのです。

ほめるポイント

ほめるポイントは、大きく「外面」と「内面」の2つに分けられます。

外面とは、髪型、服装、スタイル、アクセサリーなど、会ってすぐ、見てすぐにわかることです。

内面とは、趣味や性格、仕事への取り組み方など、その人と付き合っていく中でわかることです。

どちらのポイントも有効的なのですが、特に効果が大きいのは一般的に「内面」であると言われています。

何故なら、内面は外面と比べて、より相手のことを深く知らなければわからないからです。

「服のセンスがいいね」「アクセサリーが似合っているね」などのほめ言葉は、もちろん効果がないわけではないのですが、誰にでも言えることなので、効果としては薄めです。

また、人によっては、外面についてはほめられていることもあり、その場合はますます響きづらくなってしまいます。

それに対して、内面は相手のことを時間をかけてしっかりと観察しないと見えてこないものなので、褒められるとそれだけ自分のことをよく見てくれていると感じ、嬉しくなるのです。

なお、外見であっても「そのアクセサリー新しいね」「髪型変えた?」というように、以前との変化を指摘することは、よく観察しているアピールとなるので特にうれしく感じられます。

他に、ほめるポイントとして、外面、内面問わず、相手が「興味を持っているポイント」「自信を持っているポイント」をほめることができると効果的です。

逆に、相手が自信を持っていないポイントをほめてしまうと、「本心で言っているのだろうか」と疑われてしまうこともあるので注意が必要です。

 

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