ほうっておいてもよくならない! 体調や精神の不調に気づいたら

副腎疲労は、ほうっておいても自然によくはならないよ。
ケアの方法をお話ししていくよ!

副腎疲労の診断

副腎疲労かどうかは、おもに唾液検査で診断されるよ。
唾液検査でどういったことがわかるの?
1日4回唾液を採取するんだけど、唾液から、副腎が分泌しているホルモンの変化を測定するんだ。
ホルモンの変化。。。?
そう。
たとえばコルチゾールの場合。
通常は朝に最も多く分泌されていて、夜に向けて低下していくよ。
ふむふむ。
でも副腎が疲れていると、朝はコルチゾールが低下していて、ストレスがかかった時間帯に過剰に分泌されていくんだ。
昼とか夕方とかにコルチゾールが増加していることがある、ということ?
そう。
ストレスによって、交感神経が過剰に働いている、ということでもあるね。

副腎を疲労から守るために・回復させるために

①ストレスを回避すること!

やっぱりストレスが直接の原因
ストレスに対処することが一番大切だよ。

②タバコ・コーヒーを辞める

タバコやコーヒーは、ホルモンの分泌を促進するよ。
いいことみたいに聞こえるけど、ホルモン分泌って副腎への負担だもんね。
そういうこと。
タバコやコーヒーを控えることで、過剰な分泌を抑えることができるよ。

③ビタミンBやビタミンCを摂る

ビタミンB、ビタミンCは、副腎がホルモンを作ることのサポートになるんだ。
副腎への栄養、ということだね!
そう。
食物繊維などをよく摂るようにしよう。

④マグネシウムを摂る

ストレスが多いと、マグネシウムを多く消費するよ。
マグネシウムかぁ。
マグネシウムはそもそもどんな働きをしているの?
マグネシウムは、副腎の調整をしてくれるよ。
ほかにも、リラックス効果、筋肉のけいれん緩和など、身体を休める働きがあるんだ。
なるほど。
ミネラル分もしっかり摂取したいね。

⑤適度な運動をする

副腎疲労の症状は、適度な運動で緩和できることもあるよ。
体の痛みとかもストレスになるから、身体の症状があるときは控えたいね。

⑥塩水を飲む

副腎が疲れているときは、ナトリウムが不足しがち。
塩水で補給するようにしよう。
副腎の疲れを塩水で癒してあげることで、身体の疲労感もやわらげることができるんだね。
そういうこと。
午前と午後に1度ずつ、など回数を決めて、200mlの水に塩を小さじ1/8~1/4程度溶かして作った塩水を飲んでみよう。
やる気や活力が出てくるよ。

ほうっておいても緩和しない、ケアしてあげることが大事

ストレスがある状態って、自分を労わってあげることもなかなかできないよね。
そうだね。
栄養をよく摂ること、タバコやコーヒーを控えることで、やる気や活力が少しずつ復活していくよ。
ストレスに対処しながら、副腎をケアしていこう!

 

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