こころの病気の予防のために

早目の治療ほど効果がある

うつ、統合失調症、不安障害。。。
こころの病気って、早めに気づくってことが大切なんだ。
気づくためのサイン、いままで勉強してきたね!
そうだね。
最近では治療方法や薬も、効果的で副作用の少ないものが出てきていて、昔よりずっと回復しやすくなっているよ。
心の病も、医学の進歩で治療できるようになってきているよね!
そう。
同じく、早期発見、早期治療が適切に行われれば、回復も早くて症状も軽い、ということもわかってきているんだ。
なるほど~。
医学も進展しているけど、他の病と一緒で早めに気づいて対処する、ってのが大事なんだね。

その後の人生も左右してしまう

たとえば統合失調症。
発病してから治療開始までは、約1年あると言われているんだ。
治療開始が早いほど、回復も早いし軽症なんだよね。
そう。
そして心の病気は10代、20代の若い人に多いと言われているんだ。
思春期、就職。。。
いろんな変化がある時期だもんね。
そういうこと。
心の病気の治療は、その後の人生も大きく左右するよ。
早期発見・早期治療ができるよう、発病のサインを見逃さないようもう一度チェックしておきたいね。
眠れない、疲れが取れない、いらいらする。。
サインはいろいろあったね。
そうだね。
もしかしたら。。。と思ったら、できるだけ早く相談する、ということも大切だよ。
近くの窓口へ相談してみてね。

周囲が気づく・サポートするためにも、学んでいく必要

でも統合失調症などの病って、自分ではなかなか気づきにくいんじゃないっけ?
そう。
だから、周りが気づいて受診、ということも多いんだけど、もし発症している人がいたときに気づいてあげるためにも、心の病気について理解しておく必要があるんだ。
自分には関係ない、と思っていても、誰でも発症する可能性はあるんだもんね。。。
そうだね。
周囲が気づいてあげられて、早期治療ができる環境であれば、入院などの重症化を防ぐことができるよ。
発症している場合の周囲の理解はもちろんだけど、発症していなくても理解しておく、ということは必要だ!

ストレスをためない

心の病の引き金になりやすいのがストレス。
ストレスをためないようにするには、どうしたらいいだろう?

まずは生活習慣

やっぱり、バランスのよい食事、質の高い睡眠、適度な運動。
生活習慣は体の健康はもちろん、心の健康にもとても大切だよ。
リラックスする、というのも大切だよね。
そうだね。
交感神経、副交感神経という自律神経のバランスを整えるためにも、生活習慣を大切にしよう。
お風呂に入る、ストレッチする、音楽きく。。。
ゆったりできる時間って必要だね。
うん!
ただ、お酒を飲んで紛らわす、というのは、実は睡眠の質を低下させるよ。
他の方法でストレスに対処したいね。

ストレスを感じない考え方に

性格や考え方が原因で、ストレスを感じやすいということもあるよ。
たとえば。。。?
「人は~しなければいけない」「自分の~がダメな点だ」という考え方が多かったら要注意。
うまくいかないとき、ストレスを感じやすいよ。
固定観念が強すぎる、っていうのはあんまりよくないんだね。
そういうこと。
もう少し、頭を柔らかくして考えてみよう。
良い部分だってたくさんあるし、実際はできなくても問題ないことだってあるんだ。
うんうん、気持ちが落ちたとき、考え方を変えてみるというのは大切そうだね。

話すだけ、相談してみる

困っているとき、辛い時、悩んでいるとき。。。
誰かに話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になることって結構あるんだ。
うんうん!
愚痴って口に出してしまえば気持ちは楽になるよね!
でしょ?
そして実は、話を聞いてもらえた、という安心感もあるんだ。
気持ちを落ち着かせるためには、話してみるというのもいいことだよ。
そうだね!
気軽に話せる人、職場でも友達でも家族でも、多く作れたらいいな。
もしも身近にいない場合は、相談や支援をしてくれるところが地域にもあるよ。
そちらを利用してみよう。

 

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