もしかしてすれ違ってない!? 上司と部下の認識の違い、要チェック!!

すれ違いが招く、寂しい職場

  • (上司)誰からも意見が出ないんだけど。。。どうなってるの?
  • (部下)どう?って言われても、発言しにくいよねぇ。だって相手は上司だもん。。。

う~ん、上司も部下も、譲り合うっていうか。。。
すれ違ってるよねぇ~。。。
上司としては、改善策を見つけていきたいし、積極性がある意見を求めているよね。
うん。。。
でも部下としては、やっぱり上司にモノを言うのに抵抗がある、って気持ちが大きいんじゃないかなぁ。
そうだよね。
このすれ違い、実は全国のたくさんの職場で起こってしまっていること。
原因と、解決方法を考えてみよう。

上司の片思い、部下の勘違いで平行線

  • (上司)うちのチームはコミュニケーションが盛んで、上司と部下との絆もバッチリだな。うんうん。
  • (部下)上の人とはなかなかうまくいかないよな、気遣いだけで疲れちゃう。。。
とあるデータによると、上司側の95%は「部下との良好な関係が築けている」と思っているのに対して、部下側で同じように感じている人は60%程度にとどまるんだ。
上司側に比べて、良好な関係じゃないって思ってる部下が多いってことだよね。。。
そういうこと。
上に立っている人、けっこうショックなんじゃないかな。。。
部下側としても、上司は部下との関係が良好だと思っている、っていうのは認めにくいと思うんだ。
これが「すれ違い」ってことか。。。
そう。
このままじゃ会議でも発言しにくいし、積極性も測りにくいし、なんとかしないといけないよね。

発言しやすい雰囲気って作れるの?

もしこの雰囲気、変えられるのなら変えていきたいよね。
このまんまじゃいいことないよ。。。
うんうん。
いくつか方法があるから紹介するね!

事前に意見を求める旨を伝えておく

突然、
 「○○くん、どう思う?」
 「みんな、意見はない?」
なんて質問を振られても、即座にいい意見なんて出てこないよ。
わかるなぁ!
普段考えていることがあっても、突然の質問にはビックリしちゃって、意見が飛んじゃう、ってこともある!
そうそう。
だから、事前に
 「明日の会議で発表してもらうから、各自意見をまとめておいてね」
って伝えておくようにしよう!
なるほどなるほど!
準備しておけるなら、発言しやすいかも!

イメージしてもらいやすいよう、サンプルを

事前に伝えておくことに加えて、サンプルを用意して見ておいてもらう、っていうのも効果的だよ。
というと?
「こういう形で」「こういう目的で」「こういう視点で」というように、準備しておいてもらいたい意見の具体例を用意しておくんだ。
ふむふむ!
具体例があればどんな意見が求められているのかイメージしやすいし、これなら意見も用意できそう!

不在時間を作ってみる

そして、上に立つ人にとっては不安かもしれないけど、いない時間を作ってみる、という方法も、意見を引き出すよ。
上司がいない時間を作る、ってこと?
そう。
さっきの会話を思い出してみて。
上司と良好な関係が築けていない、って思っている人は40%もいる。。。
もしかして、上司がいない間のほうが意見が出やすいのかもしれないよ。
たしかに、気を遣って発言しにくい、っていうのは結構あると思うんだ。
そういうこと。
 「出ている間にやっておいて」
と不在時間を作って、自分がいない間に意見を出しておいてもらうのも有効なんだ。
なるほどね。
思い切って、信頼するメンバーに任せてみよう!

一工夫で意見が出やすくなる

意見持ってても言えない、って残念なことだよね。。。
そうなんだ。
すれ違い自体はそう簡単には解消できないものだよね。
でも一工夫することで、その意見を引き出せるよ!

 

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