リス太のコミュニケーション講座~誰でもできる!日常の中での「傾聴」の話~

傾聴って言葉、よく聞くようになったよね。
東日本大震災があって、傾聴ボランティア、という活動も発展しているらしいね!
Kくんは傾聴、できていると思う?
えっ、僕?やったことないよ。
だって僕傾聴ボランティアやったことないもの

 

誰でもできる! 日常の中での「傾聴」の話

そもそも傾聴って??

傾聴って耳や顔、身体、全身を相手に向けて(傾けて)、相手の話を聞くから「傾聴」だね。
全身で話を聞く、かー。気合いが入っている感じがするね!
そうだね。
そうやって、相手の話を否定しないで聞くことを指しているよ。
とにかく相手の話を否定せずに聞く、言ってしまえばそれだけなんだ。
簡単なような、難しいような。。。
普通の会話だと、自分の意見を持って相手と話をするけれども、傾聴は自分の意見を持たず話を聞くよ。
やってみると分かるけど、これが案外難しいんだよねぇ。

傾聴は日常生活でも重要

さっきも言ったけれども、傾聴は特別なものじゃないから、日常生活でも行うことは可能だよ。
そうなんだ。
日常生活でやる必要はあるの?
とってもあるよ!
関わる相手と良い関係を築きたいなら尚更ね。
自分が話をすることと同じだけ、話を聞くことが大切なんだよ。
そして、それを日常生活の中で少しずつ行っていくことで、関係が深まっていくから、むしろ「傾聴ボランティア」みたいな特別なものではなく、日常生活の中で近しい人に行っていくことが重要なんだ。
なるほど、傾聴って聞くと特別なもののイメージがあった。
でも、そうじゃないんだなぁ。

傾聴できない時もある

日常生活での傾聴の大切さ、わかった?
うん、でもやっぱり僕には無理だと思うな。。。
どうして?
だって、人の話を否定しないで聞くって難しいよ。
聞きたくない話の時もあるし、嫌いな人だと尚更だし。。。
傾聴できない時があるのは、誰だってそうだよ。
聞きたくない話はあるし、心に余裕がなくて共感できなかったり受入れられないこともあるのは、皆同じことだと思う。
そういう時は、できない自分を認めて、距離を置けるようになると良いんじゃないかな。
今、受入れられない自分を受入れる、かぁ。。。
考えたことなかったけど、それでも良いって思えるだけど少し心持ちが楽になるね。

まとめ:傾聴スキルは日常生活でも少しずつ

傾聴は「聞くスキル」だけども、日常生活でも相手を否定しないで聞けるようにしていくのが大切だよ。
無理をして人の話を聞くのは疲れてしまうから、「今は難しいな」と思ったら、傾聴しないという判断をするのも大事なんだよね。
うん。
いつでもパーフェクトに出来ることが大事じゃないんだよ。
できないことがあっても、関係を続けていきたいと思ってもらえる関係をつくっていけたらいいよね!

 

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