家族、友達、仕事。。。自分を苦悩から解放してあげるための自己対話
目次
客観性を引き出して、自力で悩みを解決
今日紹介するワークでは、悩みと向き合いながら、解決方法を考えていくよ。
こんな悩み、ありませんか? 解決のためのワークを試してみましょう!
- 悩みがあるけど、自分だけじゃ解決できないと思う
- 相談できない、相談できる相手がいない
- 身近な悩み事
- 客観的なアドバイスがほしい
自分で解決策を見つける! イメージトレーニングのワーク
1. イスをふたつ用意する
まずは、自室など落ち着ける場所で、イスを2脚、向き合うように用意します。
イスがない場合は、付箋、置物などでそれぞれのポジションをマーキングします。
片方のイスに、悩みを抱えている自分を投影します。
もう片方のイスには、解決策を知っていて、悩みを解決できる自分をイメージします。
2. 悩みを抱える自分になりきる
まず一つ目のイスに座り、悩みがあって辛い、解決できないという自分を体感します。
向かいに座っている「解決策を知っている自分」に話しかけたり、悩みを口に出したりしてみます。
「職場の雰囲気が悪くて負担。どうして?」
「家族とのケンカ、正しいことを言っていると思うのになぜ?」
といった具合です。
自分の悩みを口にできたらイスから立ち上がり、体を軽く動かします。
屈伸したり、肩を回したりなどして気持ちをリセットしましょう。
3. 解決策を知っている自分になりきる
続いてもう片方のイスに座り、解決策を知っている自分になりきります。
先ほどの悩みを受け止め、助言をしたり、さらに聞き出したりしてみます。
「雰囲気が悪いから、自分も話しかけにくいのでは?」
「相手も正しいことを言っていると思っているでしょう。それがお互いに理解しあえない原因では?」
などのように問いかけてみます。
助言を終えたら、再び体を動かし気持ちをリセットします。
4. もう一度悩みを抱える自分に
また一つ目のイスに戻り、助言への反論をしてみます。
「会社の雰囲気のために自分から動かなければならないのか?」
「じゃぁ相手にはどうしたら理解してもらえるのか?」
など、辛いと感じている状況の自分の視点で反論を行います。
この時点で、辛さ、悩みの重たさは少し軽減されているのではないでしょうか。
反論をし終えたら、また体を軽く動かし、気持ちをリセットします。
5. 再度反論を行う
再度、解決策を知っている自分のイスに座ります。
先ほどの反論に対して、こちらも再びアドバイスを行います。
「自分から動いて、いろいろ試してみるのも有効だと思います」
「一度じっくり、相手の言い分を考えてみるとよいのでは?」
といった具合です。
6. 何度か繰り返す
悩みを抱えている自分、解決策を知っている自分どちらも満足するまで、3、4の手順を繰り返します。
終了時には、物事の捉え方、考え方に変化があるはずです。
焦って解決しようとしない
自己理解につながるよ。
客観的な判断ができるようになっていくよ。
心理学の世界では有名なこの方法。
週末とか、ゆっくりできる時間をみつけて取り組んでみてね。