勉強も仕事もぐっと能率アップ! 理解力を高める捉え方

考え方の仕組みを知るだけで、理解力・記憶力に差が出る!

英語の勉強とか資格の勉強とか、なかなか頭に入ってこないよね~。
うんうん。
単語だけに集中したり、問題だけに集中したりすると、なかなか覚えられないよ。
記憶力をあげる方法ってないかなぁ?
ふふ。
実は、物事の捉え方にヒミツがあるんだ。
この考え方を覚えると、仕事の効率をあげられたり、会話の引き出しが増えたりという効果もあるよ!

よくある「つまづき」こんなことありませんか?

  • 英単語など、覚えるべきなのになかなか頭に入らない
  • 資格の勉強がはかどらない
  • 全体の流れを掴むのが苦手
  • 「今やるべきことって何?」とよく思う
  • 会話を上達させたい。

英単語や、マニュアルなどの重要ワードを覚えるのが苦手。。。
コツをつかめば、記憶力にも大きく影響を与えられるよ!
それに、「今のやるべきことって?」「問題の根本は?」といった仕事での考え方にもいい影響がたくさんあるよ!

「テストで100点が目標」何のため?

1. 細分化する=具体的にする

たとえば、「テストで100点とりたい!」って思ったら、どうする?
これまで習った内容の復習をするよね!
ほかにはー?
うーん、予想問題とかを解いてみるかな。
うんうん!
いま、ゴールに向かって何をするべきか考えたよね。
これを「チャンクダウン」というんだ。
チャンクダウン?
チャンク、というのはひとつの塊のこと。
ここでいうと、「テストで100点とりたい」という一つの塊があって、その下に「復習」「予想問題」という小さな塊があるよね。
「100点をとる」という目標と、そのためにやる「課題」みたいなものだね。
目標のためにやるべきことをみつけて、それがまた小さな目標になるよね。
こうして階層を下げて考えることを「チャンクダウン」というんだ。

2. 大枠でとらえる=抽象的にする

今度は逆の考え方をしてみよう。
「テストで100点をとりたい!」ということって、どういう目的があると思う?
うーん。。。
100点をとれば、お小遣いがもらえる、とか?
ふむふむ。
じゃぁ、どうしてお小遣いがほしいのかな?
それはもちろん、好きなものを買うためだよ!
うんうん。
さっきのとは逆で、「テストで100点をとる」ことの目的を考えたよね。
これは「チャンクアップ」というよ。
ふむふむ。
「テストで100点をとる」というのも、何か目的があるはず。
「好きなものを買う」という目標を達成するための「お小遣い」だね。
さらにその目標を達成するために「テストで100点」が必要なんだよね。
そういうこと。
目標のチャンクアップを繰り返していくと、人生、将来、考え方、という部分にたどり着くことがほとんどだよ。

実は仕事でもチャンクの考え方が大事

「売り上げをアップさせる」という仕事を任されたときも、チャンクアップ・チャンクダウンを考えてみよう!
チャンクアップすると最終的な目標は、「自分の収入」「会社の利益」、さらに「将来の安定」みたいなかなんじだよね。
チャンクダウンしてみると、「営業活動」から「電話」「ネット販売」「資料郵送」などが出てくるよね。
「今やるべきことって?」「全体の流れは?」と疑問に思う場合、チャンクアップを考えてみると、何のための仕事なのか、自分は今どうするべきなのか、というのが見えてくるよ!

勉強もチャンクでレベルアップ

テストで100点をとる
 ↑ 
お小遣いがほしい
 ↑ 
ほしいものを買いたい
 ↑ 
人生を豊かにしたい
というような感じだよね!
そうそう!
これが勉強の動機付けになるよね。
逆に、100点をとる
 ↓ 
英単語を覚える
 ↓ 
意味や使い方を覚える
というように、課題が出てくるよね!
小さなステップを積み重ねることで目標も達成されるもの。
英単語などであれば、スペルを覚えて、意味とセットで覚えられれば、それが最小レベルの「チャンク」になるよ。
あとは、使い方を覚えるチャンクアップをしていく、ということになるね!

コミュニケーションもチャンクで解決!

いよいよ週末だね!休日は何をするの?
休日は音楽を聞いているかなあ。
いいね! どんな音楽?(チャンクダウン)
ヒーリング、落ち着ける音楽をよく聞いているよ!
ふむふむ。どんなところが好きー?(チャンクアップ)
心が安らぐ感じ、リラックスしている感じを味わえるんだよね~。
くつろげる音楽っていいよね!おすすめの曲はある?(チャンクダウン)
うん!○○○の曲とか、○○○の曲とか!
ありがとう、今度聞いてみるよ!他にはあるー?(水平チャンク)
うん、ジャズなんかも聞いたりするよ!
目的と詳細
どうして、なぜ、といった目的に関する質問、なにが、という主語を問う質問がチャンクアップできるよね。
そうだね。
逆に、どんな、とか、具体的な質問って、チャンクダウンになるね!
大枠と細部
会話をうまくすすめるためのコツとして、大枠(チャンクアップ)の質問をしてから小さな枠(チャンクダウン)で話をするといい、ということがあるよ。
試してみてね!

復習

人によっては、大きな枠で捉えるのが得意な人、詳細な情報を重視する人、という傾向があるよ。
相手の得意な方向を観察するのも、会話のコツかなぁ?
もし仕事や勉強、対人関係での悩みがあったら、チャンクアップ・チャンクダウンで考えてみると、ヒントがつかめるかもしれないね!

 

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