どうでもいい話、長い話の切り抜け方

どうでもいい話、長い話も「ちゃんと聞いてる」と思わせる!

リス太君、聞いてよ。
話が長い先輩がいてさ。
長いだけじゃなくてさ、内容もつまらないんだよね・・・
つまらない話、聞いてるの大変だよね。
そうなんだよ~。
それなのに「聞いてる?」って言われても、話が長すぎてあんまり頭に入ってこないというか・・・
口下手にもいろいろ種類があるけど、このタイプって悪気がないからね・・・

相手を怒らせない話の聞き方を覚える!

いつ終わるの!?という長い話。

どうでもいいんだけどな・・・というつまらない話。

イヤイヤ聞くけど頭に入りません。

それでも、上司やお客様から「ちゃんと聞いてる?」なんて思われてしまうと、それが怒りになってしまうことも。

今日はそんなときの切り抜け方を紹介します!

聞き方3種類

人の話を聞くときの姿勢、3つにわけることができるんだ。

全身で、必死になって聞く

この場合は「聴く」と表記します。

注意深く耳を傾け、理解しようと意識を集中している状態です。

音楽を聴く、国民の声を聴く、などといった表現です。

上司からの仕事の説明などのときは、こういった姿勢だよね。

質問をする、たずねる

この場合は「訊く」という表記です。

たずねる、質問をする、というニュアンスになります。

わかんないことを訊く、ってかんじだね。

耳に入ってくる状態

聞こえている、という状態は、「聞く」といういつもの表記です。

自然に耳に入っている状態なので、「聞こえる」だけの状態です。

つまらない話を聞いている状況は、この状態だね。

どうでもいい話、一生懸命聞かなくていい!?

話を聴く、しっかり聞こう、という姿勢は大事なのですが、話が長い、つまらない、疲れてきた、と思ったら「聴く」から「聞く」に変えてしまっても問題ありません。

しかし、相槌を打たなかったり、よそ見をしていたり、手元が動いていたりすると、相手から「ちゃんと聞いてる!?」と思われてしまいます。

たとえお客様であっても、話が長い人はいます。

ここでトラブルにならないよう、聞き方のコツを覚えましょう。

「ちゃんと聞いてくれない」ってトラブルになることは避けたいね・・・

疲れたときでも使える相槌

聞くのに疲れた・・・ってことはあるよね。
同じことを何度も言う人、おもしろくない話・・・
「聴く」に疲れたとき、「聞く」姿勢に変えちゃってもOK。
そんなときでも「ちゃんと聞いてくれてる!」って思ってもらえるように、次に紹介する相槌を覚えておいて!

「さ」

「さすがだなぁ」「さすがですね」

さすが○○さん!
ってかんじかな。

「し」

「知りませんでした」「存じませんでした」

それは知らなかった~、○○さんは物知りですね。

「す」

「すごい」「素敵」

やっぱ○○さん、すごいなぁ。

「せ」

「センスがある」「センスが違う」

○○さんのセンスがいいからですね!

「そ」

「そうなんだ」

そうなんですか!?すごいなぁ。

接客上手のテクニック

他にも、接客のプロは「なるほど」「おもしろい」「たしかに」といった相槌を使いこなしています。

なるほどなぁ。
それはおもしろいなぁ。
たしかに

相手をポジティブな気持ちにさせる相槌を

上手に相槌を使って、聞いているよ、ということを伝える。
これだけで、相手の満足度を上げることができるんだ。
「たしかに!」とか「知らなかった~」とか言われると、話すのが楽しくなるよね。
でしょ?
「この人と話すのが楽しい!」って思ってもらえたら嬉しいし、関係もよくなるはず。
相槌を上手に使いこなせるようになろう!

 

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