認知行動療法講座「早期不適応的スキーマ」/就活対策 実践編「PREP法/電話対応練習(取り次ぎとかけ方)」

新聞読解「ヤフー・LINE統合へ」

以下、記事の要約です。

検索サービス「ヤフー」を展開するZホールディングスとLINEが経営統合に向けて最終調整に入った。LINEの対話アプリの利用者は約8千万人で、ヤフーのサービスは5千万人に上る。
金融や小売りといった幅広いサービスを手がける1億人規模のデジタル基盤が誕生し、国内インターネット産業の勢力図が大きく変わる。アジアを舞台に米国や中国のメガプラットフォーマーに対抗する。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 統合によって株が今後どう扱われるのか気になった。
  • ネットビジネスを拡大するためには、統合などによってデータの収集が勝負になるのかなと思った。
  • 統合によってスマホ決済などが使いやすくなったらいいなと思う。
  • 日本が今後少子化が進んでいくので、統合によって協力していくのは良いことだと感じた。

大きな企業の統合で日本中が湧きましたね!今後どういった変化があるのか楽しみです。

認知行動療法講座

就労移行支援事業所リスタートでは、「ものの受け取り方(認知)」を変えることで「感情」やそれによる影響を抑える「認知行動療法」についての講座を毎週やっています。

前回は、スキーマの修正法について説明しました。

スキーマへの対策は、消し去ってしまうことではなく、メリットは残したままに別の考え方に修正していくことです。

そのために、様々な方法でスキーマを見直していくことができます。

今回は、自分のスキーマが見つからない人のために、様々なスキーマの例を紹介しました。

早期不適応的スキーマ

これまで、スキーマは自分の人生の中で作られてきた「思い込み」であると説明してきました。

その中でも、最も多くのスキーマが作られるのは、まだ小さい子供であったときです。

幼い頃、特に親との関わり合いのなかから作られるスキーマを、「早期不適応的スキーマ」と呼びます。

早期不適応的スキーマは、大きく5つのグループに分けられます。

「ひとりぼっち・つながれない」スキーマ

「愛してもらいたい」または「守ってもらいたい」「理解してもらいたい」といった欲求を、子供の頃に満たされなかった場合に作られるスキーマ群です。

初めから「どうせ自分は愛されないんだ」と考えておくことで、傷つくのを防ぐ考え方が特徴的です。

「私はどうせ見捨てられる」「人は自分のことを攻撃するものだ」「自分にはいいところなんてない」などのスキーマが含まれます。

「自信がない・ひとりじゃできない」スキーマ

失敗について厳しく叱責されたり、逆に過保護に育てられるなどして、挑戦していろいろなことができるようになる機会を失ってしまった場合に作られるスキーマ群です。

挑戦することを怖がって、誰かに依存したり、周囲に合わせようとしたりするのが特徴です。

「自分は誰かに助けてもらわないと何もできない」「誰かの考えに合わせて生きていたい」「自分は何をやっても失敗する」などのスキーマが含まれます。

「他者優先」スキーマ

何か自分のやりたいことがあっても、「ワガママだ」と言われたり、自分を二の次にして兄弟の面倒を見たり、親のグチを聞いてあげたりしていたことで作られるスキーマ群です。

周囲から認められ、嫌われることのないようにと、常に他者のことを優先することで、自分を守ろうとします

「困っている人がいたら自分が助けなければいけない」「人の役に立たない自分には価値がない」「周囲に認められることで自分の価値が決まる」などのスキーマが含まれます。

「がんじがらめ」スキーマ

高い目標を達成することを求められ続けたり、厳しい規則の中で育つなどして、自由にのびのびと暮らすことができなかった場合に作られるスキーマ群です。

失敗して、周囲からダメな人間と思われることを恐れ、常に努力を重ねようとするのが特徴的で、自分にも他人にも厳しい傾向があります。

「生きていてもどうせいいことなんてない」「感情を表に出してはいけない」「何事も完璧でなければいけない」などのスキーマが含まれます。

「野放し」スキーマ

小さいころに、欲しいものは何でも手に入り、物事の限度や他者への思いやりを十分に覚えることができなかった場合に作られるスキーマ群です。

他人を押しのけてでも自分の欲求を満たして当然と考えたり、目の前の楽しいことを優先して必要なことを後回しにしてしまうことがあります。

「特別扱いされるべきだ」「我満なんてしたくない」「計画に縛られたくない」などのスキーマが含まれます。

就活対策 実践編「PREP法/電話対応練習(取り次ぎとかけ方)」

リスタートの就活対策講座は、ビジネスマナーについてただ講義を聞く形式ではなく、実践をすることで訓練をしています!

今日のテーマは、「PREP法/電話対応練習(取り次ぎとかけ方)」についてです。

PREP法

就活対策講座では、人に説明する練習としてPREP法を行っています。

今日は、「海外旅行に行くならどこの国に行きたいか?」をテーマに考えて発表を行いました!

主張・理由・実例と分けて、説明をすることで相手に納得感を持ってもらうことができます。

今日良かった点としては、論理的な説明を心掛けていたところです!

理由と実例を分けて、わかりやすく説明している方が多かったです。

「海外旅行に行くならどこの国に行きたいか?」というようなテーマの場合、「行きたい」という自分の意思と「海外」という外の部分の要素に分かれます。

つまり、決めた「海外」の特徴と「自分自身」の特徴をそれぞれ挙げる必要があります。

挙げた中から、その流れが一貫性があるか・矛盾なくつながっているかなどを意識してみてください。

電話対応練習(取り次ぎとかけ方)

今日は、電話をかける側と取り次ぐ側で分かれて、練習を行いました!

一般的に、電話に関しては業務の中では取り次ぐことが基本ですので、そちらの練習がメインです。

慣れてきた方からかける側にもチャレンジしてもらっています。

皆さん、「復唱をすること」「クッション言葉を使うこと」「敬語の使い方」など、慣れてきた方が多いです。

そして、メモを取りながら練習している点が印象的でした。

改善点としては、電話が鳴ってから「3コール以内に」取るということです(出れなければ「お待たせ致しました」と言う)。

電話を鳴らし続けるということは、お客様を待たせているということになります。

緊張してなかなか電話を取れないという気持ちもわかりますが、勇気をもってのぞみましょう。

「早く電話を取る」ことで、少し失敗しても同僚からは「やる気があるな」と評価されやすいというメリットもあります。

是非是非、チャレンジしていきましょう!