ワークショップ「若者の購買意欲を高めるには」

新聞読解「食品工場、観光拠点に」

以下、記事の要約です。

首都圏の食品メーカーが自社工場を「テーマパーク」化する動きが広がっている。主力商品への理解を深めて消費を促す従来型の工場見学をさらに発展させ、体験を中心に多彩な楽しみ方を提供することで幅広い世代を呼び込む試みが目立つ。
「コト消費」の隆盛で体験型施設の人気は高まっており、地域のにぎわい創出や観光振興にも一役買っている。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • 家族連れで楽しめる体験型の施設は、将来につながると思った。
  • 周辺地域が栄えていくことは、博物館のようだと感じた。
  • 地域や歴史を学べるのはいいことだと思う。
  • 何かできるまでの工程を知れることは、色々な人の興味をひくなと思う。

工場見学は仕事の勉強にもなるので、是非広まってほしいですね!

スキルチェックプログラム

今日の3コマ目は、チェックシートを使って現在の自分の就労に関するスキルについて自己評価してみました!

日常生活・対人関係・作業力・作業への態度の4つの分野について、自分がどの程度できるのか確認していきます。

グラフとして目に見える形にすることで、自分に足りていない部分が見えてきますね!

今後も定期的にスキルチェックを行い、就職に向けてどのような準備をしていくのかを決める材料にしていこうと思っています!

ワークショップ「若者の購買意欲を高めるには」

高田馬場にある就労移行支援事業所のリスタートでは、月曜日の4コマ目にワークショップを行っています。

ワークショップでは、お題に対する柔軟な発想と、グループ分けされた際の「自分の意見を言う」ことと「他人の意見を聞く」スキルを磨く事を重点においています。

また、司会者は色々な意見を取りまとめるスキルを磨くことができ、発表者は取りまとめた意見を発表する事でプレゼン能力を鍛える事ができます。

今日のテーマは、「若者の購買意欲を高めるには」です。

利用者さんの回答

A班の回答

A班は、若者は「何かを集める楽しさ」を感じる傾向があるので、収集意欲を高めるような下記の方策を考えました。
①クーポン・ポイント
②特典をつける
③グッズをつける

店によって差別化を図ったり、各店舗と連携できることがメリットとして挙げられます。

また、デメリットとしては、収集することに興味がない人にはやっても意味がないが出ています。

それに対しては、メルカリなど一部規制を緩めて商品を流通に出すことで購買意欲を高めるという対策が練られています。

B班の回答

B班は、まずターゲットを18~20代と絞りました。

その中で、なぜ若者が購買意欲が落ちているかを分析しました。
・年金や将来への不安を感じている
・脱ゆとり世代は時間がない

このような特徴から、「自分自身へ投資する」というのには抵抗がないのではという結論に至りました。

具体的には、
・スキルアップの時間をとる
・資格をとる
などです。

スタッフのコメント

A班・B班ともに、「若者がなぜ購買意欲落ちているのか」ということを分析した発表ができていました。

こういった、意見を自由に出せるようなまとめるのが難しいテーマの場合、軸や目的を設定することが大切です。

軸や目的を設定するのに具体的に必要なこととしては、
・各自が出した具体的な意見の理由を考える
・テーマに出てくる言葉の定義や特徴を考える

今回の場合、「若者がどういった特徴を持っているか」ということを分析することが大切になっていきます。

そのように、分析をする思考というのをワークショップを通じて養っていきましょう!

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