伝え方のコツ10 ~意外とできてない5W1H~

実は意外とできていない!

リス太君、もう始めちゃっていい?
ん? 何を?
調査の!
・・・何の調査の、どんなこと?

 

こんな会話、してしまっていませんか?

  • 「何の話?」ってよく言われる
  • 「どういうこと?」って聞き返される
  • 「よくわからない」と言われてしまう
5W1Hをちゃんと伝えられていないんだと思うな。
頭ではわかってるんだけど・・・どうやったら上手に使いこなせるようになる!?

会話をきちんと成立させるために必要


5W1Hというのは、どこかできいたことがあるのではないでしょうか。

What, Why, Where, When, Who, How の頭文字をとったものです。

誰かと話すとき、この5W1Hを使わないと、先ほどの例のように、スムーズじゃない、伝わらない会話になってしまいます。

5W1Hを踏まえて、きちんと伝えられるように、まずはきちんと5W1Hを覚えます。

しかし、WhatやWhyといった英単語では整理しにくくなってしまいます。

普段日本語で仕事をしているので、日本語で覚えたほうがよいでしょう。

なにを、なぜ What, Why

最も大切なのは、WhatとWhyです。

なにを、どうしてなのかを整理します。

どこで、いつ、誰 Where, When, Who

続けて、どこで、いつ、誰と・誰が・誰に、といった情報を整理します。

どんな方法なのか How

最後に、どうやって・何をして、といった情報を伝えます。

話し始める前に、自問自答しておく

日本語でなら、具体的にイメージがつかめるはずです。

会話で、何かを伝えるときは、言葉を発する前に一度この情報を整理しましょう。

「5W1H」「What,Why,Where,When、Who,How」ではなく、「なにをどうして、いつどこで誰が、どんなふうに」と整理するようにしましょう。

「なにが」が抜けていませんか?

もう始めちゃっていい?
ん? 何を?

 

これでは伝わりませんね。

自問自答し、情報を整理してから次のように伝えてみましょう。

年齢層の調査(何)なんだけど、期限が近いから(なぜ)、今日(いつ)始めちゃっていい?
そうだね!お願いね!

「どうして」が抜けていませんか?

作業を中断します!
え!? どうして!?

 

これでは、いい加減に見えてしまいます。

依頼されてた作業(何)なんだけど、急ぎの仕事が入ったから(なぜ)、いったん中断して、午後から(いつ)再開しようと思う!
うん!いいよ、お願いします!

日本語で理解して、日本語で整理する練習を

なるほどね~
頭でわかっている、5W1H。でも実際使うのは日本語。だから日本語でわかっていないと、うまく整理できないよね。
たしかになぁ。
「何をどうして、いつどこで誰が、どんなふうに」ってかんじなら、いつでも意識できそう!
「なんのこと?」とかよく聞き返される人は、この点を普段から意識して練習していこうね!

 

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