ワークショップ 特別編「ディベート実践練習」

ストレッチ講座

リスタートでは、水曜の午前中にストレッチ講座を行っています。

公園までウォーキングをして、簡単なストレッチをして身体を伸ばします。ストレッチには不眠や頭痛・腰痛などの軽減に効果があります。

週の真ん中(水曜)に1度、プログラムでストレッチを定期的行うことにより心身の安定を図ることが目的です。

公園にてストレッチ

本日も公園まで歩いて行き、ストレッチを行いました!

12月に入って寒くなってきたと思いきや、コートがいらないくらいの気温となりました。

講座は腹式呼吸から始め、身体や腕・背中・脇腹・首・肩・腰などを伸ばすストレッチをしました。

ストレッチには身体をリラックスさせる効果があり、自律神経を安定させるので、頭痛や腰痛・不眠を軽減させてくれます。

ストレッチの種類は計15種類以上行っています!

15種類以上のストレッチを長い時間行うことによって、身体を温める効果があります。

また、長い時間息を吐くことで、腹筋を鍛えることにも繋がります。

深呼吸は是非、習慣していきましょう!

ワークショップ 特別編「ディベート実践練習」

本日は、いつものワークショックの拡張版を行いました!

「ディベート(討論)について」講義を行い、その後テーマで相対する2班に分かれて、ディベートを行っています。

実際に行ったディベートのテーマは、「ペットを飼うなら犬と猫、どちらがいいか」です。

ディベートについて

ディベートとは、賛成派と反対派など、相対する2チームに分かれ議論することを言います。

議題に対して、個人の意思に関わらず肯定か否定かが決まります。ディベートはただの口論ではありません。

自分達の議論の相手に対する優位性を第三者に判断してもらうことを意図した上で、客観的な証拠資料に基づいて論理的に議論をするコミュニケーションです。

つまり、具体的な理由を挙げて、相手チームより説得力のある意見にしていくということです。

〇ディベートの効果
①分析力
客観的な事実や説明から反論をすることによって、物事を分析する力が身に付きます。

②判断力
時間内に効果的な反論を考えることによって、判断のスピードが上がります。

③協調性
複数人で意見をまとめることによって、協調性を養えます。

④説明力
相手チームより自分のチームが優勢であるということを証明

⑤相手側の立場になって考えられる力が身につく
自分の本当の意見とは違った立場で根拠を考えることや、相手の反論に対しての意見を考えることで自分以外の立場の考え方を学ぶトレーニングになります。

〇ディベートのやり方

最初に自分のチームのメリットと相手チームのデメリットを考えて、発表をします。

そして、発表をした後に再反論というのを繰り返して、最後に最終弁論を行います。

実際にどちらが優勢であったかという結果も出るので、緊迫感があります。

また、今回からはPCを各チーム1台ずつ利用して、根拠などを調べるのに用いています。

テーマ「ペットを飼うなら犬と猫、どちらがいいか」利用者さんの回答

猫派の回答

猫を飼うメリットとして、3点挙がりました。
①散歩がいらない
②家で飼える
③自立している、ハーネスがいらない

また、犬を飼うデメリットは、
①吠えられる、うるさい、迷惑がかかる
②狂犬病のリスクが大きい
③登録がいるので手間がかかる

上記3点を挙げました。

犬派の回答

犬を飼うメリットは、
①パートナーシップを作りやすい
②コミュニケーションを作りやすい
③パートナーなどと関係を作りやすい

猫を飼うデメリットは、
①猫アレルギーがある
②犬よりもなつくのが難しい
の2点を挙げました。

猫派の反論

・犬がパートナーシップや関係を作りやすいという点については、「動物はそれぞれ特性が違う」「人の価値観によって変わる」と反論。
・猫アレルギーに対しては、「データがないので証明できないのではないか」という反論
・犬よりもなつくのに時間がかかるという指摘に対しては、「時間がかかってもその分愛着があればいいのではないか」と反論

犬派の反論

・吠えられる、うるさいなどに対しての反論では、「猫も繁殖期などはうるさい」「飼い手の対応次第なのではないか」と反論
・狂犬病のリスクに対しては、猫も同じように感染症のリスクがあると反論

スタッフのコメント

各チームともに色々な意見に対して、PCで裏付けを行いながら、積極的に意見を出し合えました!

全ての意見に対して反論はできませんでしたが、状況に応じて論点を変えたり、意見を出し合い最終弁論まで見事到達できました。

結果は、ほぼ同数くらいの反論を出せていたので引き分けです!

少し猫派の方が返せている反論が多かったので少し優勢だったでしょうか。

ディベートは結果だけが大事ではなく、効果的な反論を出して議論を深めていけたかということがポイントとなります。

以下のようなことはディベートの反論を考える上でのテクニックになるので参考にしてみてください。
・その意見はどちらのグループも同じことが言えるのではないか
・意見にデータはあるのか
・意見や主張は、全体の中の一部なのではないか
などです。

反論を出す際に上記のようなことを知っておくだけで考えやすくなるので、是非とも次に生かしていきましょう!

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