令和元年12月10日 職場体験実習面談会に参加してきました!
今日は、リスタートの利用者さん達と一緒に、東京しごとセンターで行われている職場体験実習面談会に参加しました!
今回は、4名の利用者さんと参加し、特例子会社での事務作業、住宅産業のデータ入力、重工メーカーの障害者チームでの業務など、様々な種類の企業で面接を受けてきました!
受けた質問と対策を紹介したいと思います!
自己紹介
実習面談会は、1つの面接につき15分の制限がありますが、その中での進め方は企業ごとに違っています。
その中でも、これまでの経験からして5割ほどの企業では、最初に自己紹介を求められます。
面接時の自己紹介で大切なのは、あくまで「会社で一緒に働きたいか、働けるか」を見るための自己紹介である、という点です。
趣味などに触れるのが悪いわけではありませんが、そこを重点に話しても、あまりアピールにはなりません。
それよりも、好きなことや得意なことを応募している企業の業務内容に関連付けて話したり、安定した通所ができていることや、健康状態についてはなしたりすることの方が、良い印象を持ってもらえるでしょう。
自己PR、障害について、企業に興味を持った理由などを盛り込むのも良いと思います。
支援施設での活動内容
就労移行支援事業所 リスタートのような支援施設ではどのような活動をしているのか、というのも良く聞かれる質問です。
一口に活動と言っても、参加しているプログラムや自身で進めている学習、その他生活リズムを安定させるための試みなど、多くの活動が含まれると思います。
しかし重要なのは、すべてをただ並べるのではなく、その中でも自分にとって重要な活動を選んで詳しく伝えることです。
特に、プログラムの名前などは、そのまま伝えても具体的にどのようなことをしているのか、面接官には伝わりません。
「なんのために」「どのようなことを」しているのか、しっかり説明できるようにしておく必要があります。
配慮事項
どの企業に面接に行っても、オープン就労である限り必ず聞かれる質問です。
この質問に返答する上で注意が必要なのは、「企業は配慮しなくても良い人を求めているわけではない」ということです。
配慮が必要ないのであれば、クローズでも就職が可能であるということになります。
そのために、配慮事項を聞かれて「特にない」と答えてしまうと、
「どうして配慮が必要ないのにクローズで就職しないのだろう?」「自分で自分の障害特性をちゃんと把握できていなくて、必要な配慮がわからないのかな?」
というふうに捉えられてしまうのです。
裏を返せば、配慮事項とは、自分が「クローズでの就職を選ばない理由」と同義です。
「精神的に不安定になってしまったときに相談したい」「口頭ではなく、メールや紙面など後から見返せる形で指示を出してほしい」
自分の障害の特性に合わせ、必要な配慮を伝えるようにしましょう!