伝え方16 ~間違えた、失敗した! どう謝罪すべき?~
ミスの報告、段取りの仕方
急いでって言われたから、打ち間違えちゃっても仕方ないんじゃないかな?
- やり方を間違えてしまった!
- 報告内容にミスがあった!
- クレームになってしまった!
だけどミスをしてしまうことも誰にだってあるもの。
そんなときの正しい対応方法って!?
まずはミスを認める
ミスや失敗をしてしまうことは誰にだってあります。
「営業ノルマが達成できなかった・・・数値をごまかそう」
「報告にミスがあったけど、僕だけのせいじゃないし・・・」
こういった姿勢をとってしまうのは、「事実を正確に」という倫理観がない証拠です。
この倫理観がなくては、ミスや失敗を繰り返してしまうでしょう。
常に「間違えていないか」確認する姿勢が、ミスのない仕事、正確な報告につながるのです。
ミスや失敗があったとき、指摘された時は、まずはそのミスを認め、謝罪をするということが大切です。
もし報告内容に間違いがあったのであれば、その情報によって上司やほかの社員の行動計画も練り直しになることがあります。
他者に迷惑をかけてしまった、ということになります。
ミスを認め、言葉だけではなく、態度でも謝罪を行います。
「報告内容に誤りがありました、申し訳ございません」と口にしていても、横柄な態度で行ったのでは、周囲からの評価は一気に下がってしまいます。
打ち間違いしちゃったみたい、ごめんね・・・
ミスを修正する処理
まずは謝罪、ということでした。
謝罪だけで終わらせてしまわず、内容の修正、ミスによる影響のフォロー、そして再発防止策を考えましょう。
急ぎで修正し提出
謝罪後、報告書であれば訂正を行います。
お客様への資料なども、急いで修正し、上司へ提出しましょう。
周囲への影響を考える
もしミスの影響が他の社員へも及んでいるようであれば、そちらにも対応します。
計画の練り直しが必要になっていた場合は、計画後の作業を手伝うよう手を挙げるようにしましょう。
再発防止のために
フォローが終了したら、なぜミスになってしまったのかを分析しましょう。
打ち間違いは何故発生したのでしょうか。
急いでいたのであれば、急ぎの場合も確認を怠らないようにするなどの取り組みが必要になりますね。
こうしてミス・失敗を減らしていくことができるのです。
失敗しちゃうことは誰にだってあるよ。
でも、失敗しちゃったことを認められる、ってところからが再発防止につながるんだ!