その敬語、怒らせちゃうよ!? 気を付けたい敬語
ていねいに、かつ明るく、が大切だけど・・・
「ら抜き言葉」「二重敬語」とか、問題だってよく言われてるから、気を遣いすぎちゃうよね。
- 「バカにしてる?」「子ども扱いしてる?」と言われた!
- 敬語が難しくて使いこなせない
堅苦しい敬語にならないために
ビジネスの場の敬語でよく指摘されるのが「ご覧になられますか?」「おいでになられました」といった二重敬語。
「ご覧になりますか?」「おいでになりました」が正しい使い方ですが、「お~になる」でひとつの敬語なのですが、それに「~れる」という敬語表現がついたものは二重敬語になってしまいます。
そもそも二重敬語をよしとしない人もいますし、堅苦しいと感じてしまう人もいます。
このため「バカにしている?」というふうにとられてしまうこともあるのです。
敬語の勉強は必要になってくるでしょう。
タメ語でもいけない
だからといって、「見る?」「来たよ」というような、いわゆる「タメ語」でも、ビジネスシーンではいけません。
こちらも「マナーがなっていない」と思われてしまうので、間違えてもお客様にタメ語で接することはないようにしましょう。
タメ語の使用シーンは、友達と会話をしているとき、家族との話のときのみになります。
気を付けたい「よ、さ、ね」
「よ、さ、ね」といってもピンとこない人も多いでしょう。
「自慢の商品なんですよ!」
ですよ、の「よ」がまず気を付けたい言葉です。
「そうなんですよ」といった言葉にも気をつけましょう。
気付かないうちに使ってしまいがちですが、フレンドリーすぎるように感じられてしまいます。
「~、でさ、~」
接続詞として使ってしまいがちな「~でさ」の「さ」。
「昨日転んじゃってさ」などとして使っていることがあるのではないでしょうか。
「そうなんですね」
「この企画書なんですけどね」「そうですね」などと「ね」を付けてしまう場合もありますね。
「この企画書なんですが」「そうです」と、「ね」を抜くとスマートに伝わります。
使い分ける!?
堅苦しすぎず、フレンドリーすぎず・・・
とても難しいラインです。
もしも相手のお客様がフレンドリーな方であれば、「よ、さ、ね」をところどころに用いてもよいかもしれません。
適度に親しみを感じさせることができれば、さらにコミュニケーションがすすむでしょう。
しかし、怒っている相手には「誠意がない」と思われてしまうので厳禁です。