ワークショップ「悪役が主人公に勝つには」/就活対策 実践編「PREP法/電話対応『メモの取り方』」

新聞読解「各国の調理人招き伝授」

以下、記事の要約です。

西山製麺(札幌市)はラーメン文化を世界に発信する企業だ。主な商品は約400種類の麺だが、世界から訪れる調理人にラーメンの作り方そのものを教えている。
販売量を増やす手法としては遠回りのように見えるが、こうした支援への期待は強い。輸出先は30ヵ国・地域に広がった。西山製麺のきめ細かいサポートがフランスやドイツ、ベルギーなど欧州を中心に口コミで広がった。

この記事に対する利用者さんの意見・感想

  • ヨーロッパとは食文化の違いがあるのに、広まっているのはラーメンに可能性があるからだと感じた。
  • 教えるのは70%までで基本を自由にするという社長の言葉に感銘を受けた。
  • ただでラーメンの作り方を教えることで人のためになるなと思った。
  • 現地の特殊性も大切にしているのはいいことだと感じた。

ラーメンが日本を代表する食べ物として広まっていくのは、誇りを感じますね!

就活対策 実践編「PREP法/電話対応『メモの取り方』」

リスタートの就活対策講座は、ビジネスマナーについてただ講義を聞く形式ではなく、実践をすることで訓練をしています!

今日のテーマは、「PREP法/電話対応『メモの取り方』」についてです。

PREP法

就活対策講座では、人に説明する練習としてPREP法を行っています。

今日は、「趣味は?」をテーマに考えて発表を行いました!

趣味という身近なテーマだったこともあって、皆さん簡潔に説明をすることができていました。

特に良かったところが、具体例で「数字を使って説明をしていた」「皆がわかるレベルの固有名詞を出していた」

相手にわかってもらう・理解してもらうことが目的なので、その趣味を具体的にどれだけしているか(週に1回なのか月に1回なのか)を加えるととてもわかりやすくなります。

また、必ずしも入れる必要はありませんが、固有名詞や地名などを入れると相手の頭の中に情景が広がりやすくなります。

面接・社内のコミュニケーションともに人に説明するという場面はこれから先必ず必要となってきます。

電話対応『メモの取り方』

今日はいつもの電話対応に加えて、電話対応時のメモの取り方・メモを他の社員に渡すまでを練習しました。

メモを取るうえで大事なことは、以下3点です。
①いつ・誰からかかってきたかを確認する
②どんな用件でかかってきたか(折り返しの要否なども含む)
③先方の連絡先と対応者を記載する

こういったことを意識して、メモを取る練習をしました。

また、メモを取った後、社内で取り次ぐ人が戻ってきた後、どういうコミュニケーションを取ればいいかも訓練しました。

まず、「今大丈夫でしょうか」と聞いて、簡単にどこからどんな用件の連絡があったかを伝えます。

こういったことは全て経験・慣れなので少しずつ練習してコミュニケーション・報連相スキルをつけていきましょう。

ワークショップ「悪役が主人公に勝つには」


高田馬場にある就労移行支援事業所のリスタートでは、月曜日の4コマ目にワークショップを行っています。

ワークショップでは、お題に対する柔軟な発想と、グループ分けされた際の「自分の意見を言う」ことと「他人の意見を聞く」スキルを磨く事を重点においています。

また、司会者は色々な意見を取りまとめるスキルを磨くことができ、発表者は取りまとめた意見を発表する事でプレゼン能力を鍛える事ができます。

今日のテーマは、「悪役が主人公に勝つには」です。

利用者さんの回答

Aグループ

悪役が主人公に勝つための方法は、大きく分けて2つあると考えました。

・主人公をよく分析する
・自分たちの体力や技を磨く

なぜ負けるか、ということを考えたとき、いろいろ意見が出ましたが、いずれも計画不足だということが共通していました。

主人公の分析をしっかり行い長所・弱点を掴むことで、メンタル面へのアプローチもできるでしょう。

また相手に合わせて、自分たちの体力・技もレベルアップさせなければいけません。

この2点が、主人公に勝つための方法であると考えました。

ほかにも、主人公が勝つのが当たり前だと思わない、自由な発想のしかたもあるのではないかという意見も挙げられています。

Bグループ

現実を忠実に再現した物語を作る、という方法を考えました。

ドラマなどの作品では、いいことをすすめ、悪いことをこらしめる、という「勧善懲悪」が前提となっています。

このため主人公が必ず勝つ、ということになっていますが、実際の現実では、理不尽なことや筋が通らないことも見られます。

理不尽な部分にも注目した、現実を忠実に再現したストーリーであれば、必ず主役が勝つわけではないでしょう。

しかし、理不尽には耐えてやり過ごす、という場合もあるので全ての場合で通用するわけではないのがデメリットとして挙げられました。

スタッフのコメント

Aグループでは似た意見が多く、比較的まとめやすかったと感じました。

Bグループではそれぞれ意見が分かれていましたが、各役割ごとの協力してできていました。

いずれも、方向性を確認し合いながら議論をすすめる必要がありますね。

グループディスカッションの重要なポイントですので、今後に生かしていきましょう。

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