「謝る気ある?」と思われてしまう失敗謝罪と解決方法

謝っても怒られる! どうして!?

リス太君聞いてよ~!
僕のミスでお客様が困っちゃって、申し訳ないと思って謝ったんだ。
うんうん、ミスをしちゃったときは謝罪がキホンだよね!
でしょ?申し訳ありません、ってちゃんと言ったよ。
でも、「謝る気ある!?」ってさらに怒られちゃったんだ・・・
本当、申し訳ないと思ってるのに・・・
「申し訳ない」って気持ちが、ちゃんと伝わらなかったのかもしれないね・・・
  • 謝る気ある!?って言われる・・・
  • やる気がないんじゃない?と言われる・・・
こちらとしてはそんなつもりはないのに・・・
どうしてだろう? 考えてみよう!

人間のコミュニケーションのしくみ

僕たちのコミュニケーションに必要なものを、ちょっと考えてみよう。

人がコミュニケーションをするとき、果たして言葉だけを見ているのでしょうか。

例を見てみましょう。

怒った顔で「これ、美味しいね」

イライラしてるの・・・!?
本当に美味しいのかどうか、わからないよね・・・

腕を組んで「申し訳ありませんでした」

「こっちは悪くない!言葉だけなら謝ってやる!」って感じ・・・
こんな謝罪は、態度が悪くてさらに怒られちゃうよね・・・

無表情で「今日はとても楽しかったです」

楽しくなかったのかな・・・
返答をするのにも困っちゃうよね・・・

コミュニケーションに必要なもの

さっきの例を見ていると、なんだか不安になってきちゃうよ・・・
そうだね。
どうしてこんな不安な気持ちになっちゃうんだろう?

 

私たちは、「言葉」だけでなく、「抑揚」「表情」「姿勢」といった情報も含めてコミュニケーションをとっています。

言葉では「美味しい」と言っていても、ふんぞり返って怒った顔であれば、本当に美味しいと感じているのか不安になります。

この不安のため、コミュニケーションのミスマッチが起こります。

聞いている側は「もしかしたら美味しくないから、怒っているのでは・・・」

などと考え、「本当に美味しいの?」「嫌いな味だった?」などと返します。

するとさらに「美味しいって言ってるじゃん! 信じられないの!?」とトラブルへ発展・・・

これは「言葉」の中身と、「表情」「姿勢」が一致していないためです。

なるほど・・・
僕、もしかしたら体の向きとか声のトーンがよくなかったかも・・・
気持ちはあっても、受け取る相手から見たときの、表情、声、態度によるんだよね・・・
こうなっちゃわないようにしないと・・・
表情、言葉、姿勢を統一するように、自分を客観視してみたいね。

 

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