仕事は終わってから報告じゃ遅い! いつ、どんな伝え方をしたらいい?
「終わったら言おうと思っていた」はやめよう
- 仕事は「終わってから報告」でいいんでしょ?
- 期限に間に合わなさそう! 何か言うべき?
- 「なんでもっと早く言ってくれなかったの?」って言われた
ありがちな失敗
~~ ・・ 数時間後 ・・~~
頼まれた相手から「どうなっているの?」と聞かれてからの報告では遅いのです。
「もうすぐ終わりますが、終わったら言おうと思っていました」では足りません。
どうして「終わってから言う」じゃダメなのか
仕事は終わったら報告すればいい、と思っている方が多くいますが、それだけでは足りません。
目途が立ったときや、期限に間に合わないと考えられる時、相手へ一言伝える必要があります。
相手は、さまざまな仕事を抱えています。
相手は依頼した仕事の状況次第で、次の仕事の段取り、依頼する役割を考えていきます。
場合によって修正や追加も考えているでしょう。
終わってから報告するのでは、相手は、終了報告を受けてからやっと次の仕事の割り振りを考えられるようになります。
無断で遅れてしまった場合は、相手の仕事もずれこむことになります。
遅刻も同様です。
早目に知らせておくことで、相手はそのあいだの対処を考えておくことができるでしょう。
こういった理由があり、途中で一言「○○までに終わりそうです」と伝えておくと、より相手の仕事がスムーズになるのです。
依頼されたのが上司であれば、「終わりそう」と報告がきたタイミングで、部下全員の仕事の割り振りを考えます。
さらに、上司の上司も、そのことを知ったうえで段取りや割り振りを考えるでしょう。
依頼されたのがお客様の場合でも同様です。
「目途は○○」と教えてもらうことができれば、そのあいだに何をしておくべきなのかと考えることができます。
「終わりそう」「目途はいつ」というのを知っているのは自分自身のみなので、目途が立ち次第伝えるようにしましょう。
与えられた仕事をこなすのは大切です。
ただそれだけをひたむきにこなすのではなく、「目途が立った」「遅れそう」という場合は一言伝えなくてはならないということを、意識するようにしましょう。