もしわからないことを聞かれたら!? 不快にさせない対応のコツ

できる人になる! わからない時の返答方法

K君、会議の書類ってどこ?
えっ? 僕の担当じゃないからわからないなぁ。
そ、そっかぁ・・・
  • 「わかりません」「自分の担当じゃないので」と言ってしまう
  • 自分がわからないこと、「わかりません」だけじゃだめなの?
  • 「わかりません、じゃダメ」って何!?

こんな対応、しちゃってない?
わかりません、ってだけじゃ、相手は怒っちゃうかもしれないよ!

「知りません」は、なぜ不快にさせる!?

リス太君はなぜ、K君に書類の場所を聞いたのでしょうか?

K君に聞けば、書類の場所を教えてもらえると思ったからだよ!
えっ! 僕って意外と頼りにされてるんだ!

そうです。

質問をされた、ということは、答えてくれるだとうという期待があるということ。

「わかりません」「担当じゃないので」と答えてしまうと、「この人に聞けば大丈夫」という期待を裏切ってしまうことになります。

そればかりか、怒りをかってしまうこともあります。

例)トラブル対応のとき

K君、手伝ってほしいんだ。困ったことになっていて・・・
僕の担当じゃないから、そんなこと言われても・・・
そんな言い方はないんじゃない? 同じメンバーなのに・・・

こういった対応では、「無責任だ」「他人事だ」と評価が下がってしまいます。

期待を裏切られた、無責任さを感じた、と怒りにつながってしまうでしょう。

・・・でも、わからないときはどうしたらいいの?
あてずっぽうでこたえるわけにもいかないけど、相手の期待を裏切らない、ベストな対応方法があるんだ!

わからないときの最適な答え方

質問された内容がもしわからないことでも、「わかりません」だけで終わらせなければよいのです。

「今はわかりませんが、調べて報告しますので少々お待ちください」

「担当の者に確認してきます」

「再度確認して折り返しお電話差し上げます」

こういったように、「わからないことだが、自分で調べてくる」という対応がベストなのです。

「知らない」という一言だけでは「期待に応える気もない」ととられてしまいますが、こういった対応であれば「期待に応えよう」という意思が見えます。

自分で確認してくる、調べてくる、という姿勢だけで、できる人にぐっと近づけるのです。

僕を頼ってくれた気持ち、裏切っちゃってごめんね。
いや、いいんだ!
書類整理、僕も手伝うよ!

 

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