避けられてしまう話し方、一般常識がなっていない!? チェックしてみよう③

やってしまいがちなNG! 話しかけ方チェック③

チェック①はコチラ!
チェック②はこちら!

わからないことがあるんだけど・・・
うん、どうしたの?
これってどうしたらいいの?
これ・・・ってどの部分?
どの部分というか、全体的にというか・・・
・・・それじゃ相談にならないよね。
  • とりあえず質問! わからない点は明確にしていない
  • わからないってことしか伝えていない気がする
  • わからない時、どうするべきなのか自分なりに考えるべき?
  • わからないから聞いているのに、なぜ質問を返されるの?
これじゃまだ一歩足りないかな・・・

イライラさせてしまう理解不足!

普段の自分をチェックしてみよう

どの部分がわからないのか、明確にしてきてほしいな。
どう教えたらいいかわからないし・・・
でも、わからない部分がたくさんあるんだけど・・・
それなら、「○○の点と、△△の点と」って説明してほしいんだ。
どこが、どうわからないのかを教えてほしいんだ!
な、なるほど・・・
今回も、よくありがちな失敗を見てみよう。

聞きたいことが曖昧すぎる!

○○の件が、わからないんだけど・・・
どこのこと?
どこ、っていうか、全体が・・・
・・・どうわからないの?
どう、って言われても・・・全然わからないんだけど・・・

 

先ほどの例ですね。

「全体が」「なんとなく」では、相手は、どこの部分が、どうわからないのか、どこまで理解しているのか、ということがわかりません。

相手が、何を聞かれているのか、何を教えたらいいのかわからない、ということです。

これでは相手はイライラしてしまいますね。

わからない部分はどこなのか、どのようにわからないのか、端的に言葉で説明する練習をしていきましょう。

「自分で考えろ」と言われてしまう聞き方って!?

わからないことがあるんだけど・・・
うん、いいよ!
これって、どうしたらいいの? 僕は何をしたらいいの? やらなくてもいいの?
・・・自分なりに考えたことって、ない・・・?

 

全てを相手に責任転嫁してしまっています。

仕事は頼まれて自分で遂行するのが最高ですが、わからないときは質問するもの。

とはいえ、全ての不明点を相手に丸投げしたのでは、「この人は自分で考える気がない」「やる気がない」と思われてしまいます。

先輩・上司であれば、およその不明点の答えや、「どうしたらよいでしょうか」の正解はわかっているでしょう。

しかし、何も考えていない後輩・部下であれば、「自分で考えろ」と言われてしまいます。

何でもかんでも、とにかく聞けばいい、というわけではありません。

だからといって、質問のたびに「自分ならどうするか」を考えて、報連相が遅くなってしまっては意味がありません。

自分で「自分だったらこうする」ということを常に考え、自意識をもって仕事をするクセをつけるよう、心がけが必要です。

わからないから聞きにきてるのに・・・

リス太君、わからないことがあるんだ。ここなんだけど・・・
うんうん。K君だったらどうする?
えっ? それがわからないから聞いてるんだけど・・・

 

これが上司・先輩だった場合、「態度が悪い」と思われてしまいますね。

聞かれた相手は、どこが、どうわからないのか、どう対応しようとしているのか、といったことを質問してくることがあります。

わからない、という説明が、相手にも完璧に伝わっているとは限りません。

わからない点を明確にしようとして質問をしているのに開き直ってしまっては、「答えてあげよう」「相談に乗ってあげよう」という気持ちはなくなってしまうでしょう。

また、アドバイスをもらっているのに反論ばかり、相手の言葉を遮っている・・・

困っている、早く教えてほしい、という気持ちはわかりますが、こういった態度では相手の「答えてあげよう」という気持ちを無駄にしてしまいます。

「あくまで自分はアドバイスをいただきにきた側」だということを忘れないようにしましょう。

一般常識がなっていない!?

K君、僕のアドバイスでうまくいってるかな~・・・
返事がないのはどうだろう・・・

 

相談に乗ってくれた相手は、このように考えているでしょう。

相談して答えが出たのなら、その答え通りに実行して結果どうなったのか、報告してお礼を述べるのがマナーです。

相談したらそれっきり、聞いたらそれっきりでは、「一般常識がなっていない」と思われてしまうのです。

自分都合になっていないか

○○の部分、△△にしたほうがいいのか□□にしがほうがいいのか・・・
みたいに聞けばよかったのか!
そうそう。あと、いつでも自分なりの答えが出て、それを一緒に質問できる、ってわけじゃないよね。
うん、本当にわからない、ってときもある・・・
そういうときは、相談する目的を考えよう。「○○を教えてほしい」「△△の部分がわからない」と、明確に伝えるように意識してね!

 

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