なんで報告が必要なの!? わかりきっていることでも報告が必要な例
わかりきっていても報告が必要!?
それならいいんだけど・・・なんだかモヤモヤするな。
- 相談したあとに結果報告をしていない
- 結果は上司も知ってると思うんだけど、言う必要ある?
- みんなもわかってると思うんだけど、僕から言わなきゃいけないの?
相手が気にしているから
相談をして、アドバイスをもらえたのなら、その通りに実行してどうなったのか、成功・失敗問わずに結果報告をすべきです。
上司・先輩も見ていたし、わざわざ言う必要がある?
と思うかもしれませんが、後から詳しく述べるとおり、この結果報告にはお礼の意味にもなります。
結果はどうなったのか。
そして今後どうする予定なのか。
相手は相談に乗った後、このようなことを考えています。
上司・先輩は、アドバイス通りに実行してどうなったのか、相談後のあなたの姿を毎回必ず見ているというわけではありません。
どういう経過なのかを必ず伝えるようにしましょう。
もちろん他人から結果や今後の予定を聞いていることもあるかもしれませんが、本人から直接聞きたいと思っているはずです。
イメージしてみよう
K君から助言を求められて、簡単ではなかったけれどリス太君なりにアドバイスをした、という状況ですね。
リス太君としては、提出して、その後どうなったのか気になっているはずです。
上司からその後の流れを聞いているかもしれませんが、できればK君から、直接聞きたいとも思っているはずです。
K君はなぜ教えてくれなかったのだろう・・・
そう不信に思われてしまうのではないでしょうか。
お礼を伝える
結果報告と同時に、「相談に乗ってくれてありがとう」という言葉が必要です。
「先日はありがとうございました。おかげさまで○○はうまくいきそうです」
「先日はありがとうございました。残念ながら○○という結果になりましたが、次回以降活かしていきたいと思います」
うまくいった・いかなかったに限らず、相談に乗ってくれたこと、助言をくれたことへのお礼を述べましょう。
後日、結果報告とお礼があれば、「また相談にのってあげよう」という気持ちになりますね。
一方で、結果報告も何もないと、どうなったのか不安なばかりか、
「どうして教えてくれないんだろう」
「聞いたらそれきり、態度がよくない」
「お礼もできないなんて!」
と思われてしまいます。
結果報告と、お礼という2つをきちんと伝えることで、相手からの信頼感、安心感につながっていくのです。
相談された側の気持ちになってみよう