「理解しよう」という姿勢、相手に伝えていますか?

不快にさせないテクニックを活かす!

リス太君、この書類、わからないところがあるんだけど。
どれどれ。なるほどね、これならマルをつけておけば大丈夫!
あっ・・・電話が来てたの思い出した! じゃあまたね!
・・・僕の話、ちゃんと聞いてたのかな・・・?
  • 話しかけた相手を不快にさせない! 自信がある!?
  • 誰に対しても同じ話しかけ方をしている
  • 自分の話しかけ方、客観的に見たことがなかった・・・
お礼もないんだけど・・・
これじゃあ態度が悪い人だと思われちゃうよね。

相手は、あなたをよく見ている

僕、何か悪いことした?
わからないことがあって僕に聞きに来たんだよね。
うん。でも途中で電話があったのが頭をよぎって・・・
僕の話より、電話のほうが大事ってこと?
ちゃんと僕の話も聞いてほしいよ。
そっか・・・困っていて、助けてほしくて質問したんだもんね・・・
でしょ?
そのうえお礼もしないって、そういう人だと思われちゃったら、信頼を大きく失ってしまうよ。

あなたに本音を言えるかどうか

態度が悪い人に、「今困っていることは?」と聞かれても、自分の本音を話そうと思う人は少ないでしょう。

しかし同じことを、自分と波長が合う、信頼のできる誠実な相手に聞かれると、心を許して素直に話せるでしょう。

質問された人は、質問をした相手によって答えを変えます。

これは誰にでも共通なこと。

「相談に乗ってもらえる?」という言葉一つでも、親友からのものと、同僚からのものとでは返答内容が変わるものなのです。

あなたからの言葉には、あなた用の言葉で返事をします。

あなたの態度が悪い、と判断されてしまうと、態度の悪い人に向けた言葉・内容で返事が返ってくる、ということです。

誠意ある答えがほしいのであれば、誠意ある答えをもらえるような人物にならなくてはいけません。

自分はどのような人物ですか?

相手に失礼だったことはありませんか?

自分のことを今一度よく振り返り、相手にどう思われているか、客観的に考えてみましょう。

アドバイスの理解が浅い

「自分の話を聞く気がないんだな」と思われてしまうと、話す側も気力がなくなっていきます。

「話をきいてもらっている」「困っているから助言をいただいている」ということを、ついつい忘れがちなもの。

あなたは、話を「きく」姿勢はできていますか?

相手に問いかける

助言がほしい、教えてほしいことがある。

この場合の「きく」は「訊く」という字があてはまります。

聞きたいことがあるから、質問をしている状態です。

相手から情報を受け取る

質問を投げかければ、相手は答えてくれるでしょう。

これを聞き流してはいけません。

よく理解できるように、心を傾けて「聴く」状態にならなくてはいけません。

姿勢ができていれば心を開いて話ができる

あなたの姿勢が重要です。

あなたの姿勢次第で、「自分を理解しようとしてくれている」「話を聞こうとしてくれている」と信頼してもらえるか、信頼を失ってしまうかが変わります。

信頼がないと、質の高い会話ができません。

自分の聴く姿勢、理解をする姿勢を見直して、よりよいコミュニケーションにつなげていきましょう。

僕、話を「聴く」姿勢ができていなかったね・・・
そうだね・・・
でも気づけたなら大丈夫!
相手の話を上手に聞いて、きちんと理解できるようになろう!

 

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