今の自分にできることって? 信頼される人の考え方
目次
他人の力になる、今の自分にできること
K君はパソコンが得意だったよね。
助けてあげたの?
上司なら自分で解決できるだろう、って思っちゃって・・・
声をかけてみるべきだったかなあ?
- 上司や先輩が困っていたら、どうすべき!?
- 話しかけやすい先輩になりたい!
その恩返しをしたい、と考えたことはあるかな?
これまで助けてくれた人のために
一人では何もできなくても、ゆっくりと成長していく
生まれてすぐの赤ちゃんは、自分ひとりでは何もできません。
両親や周囲の環境に支えられてゆっくりと成長していきますね。
周りから支援してもらい、協力してもらい、少しずつできることが増えていきます。
やがては支える側になれるくらいの能力を、徐々に手にしていきます。
少しずつ成長していくのは、職場でも同様
これは就職後、転職後の自分にあてはめてみても、同様のことが言えますね。
新しい環境に就いたとき、自分一人では何から始めたらいいのか、どこに気を付けたらよいのか、指示をもらわなくてはできないでしょう。
しかし指示を受けたり、失敗したりというのを繰り返して、少しずつ、自分で仕事ができる、提案ができるように自立していきます。
就職直後の自分は、生まれたての赤ちゃんと同じようなもの。
つまり、周囲から支えてもらいながら、少しずつ成長し、自立していくものなのです。
支援をもらったら、支援で返したい
自分が職業において自立し、一人前になる過程では、ビジネスマナーを教わり、困ったこと・悩んでいること相談し、指示をもらい・・・と様々なことがあります。
これは周囲の支援ですね。
この支援を受け、やがては自分が支援する側になるくらいに成長していきます。
そして成長していくと、後輩や同僚から相談を受ける、ということも出てくるでしょう。
これは、周囲への支援です。
相談を受ける、というのは、支援をする側になるほど成長した、ということなのです。
支援をもらいながら少しずつ成長し、やがては支援する側に・・・
子供の成長と似ているのですが、仕事での成長は、自分の意欲次第で変化するもの。
積極的に取り組めるとよいですね。
他人を助けられる人になるために
成長して、十分に知識やスキルがあったとしても、話しかけにくい雰囲気だったり、態度が悪かったりするとどうでしょうか。
周囲は支援をほしがっていても、あなたに「話しかけにくい雰囲気」があると、支援を行う機会を失ってしまいます。
さらに、「聞きたい、でも話しかけにくい」と思われてしまうことは、支援を求めている側のストレスになってしまいます。
どういう上司が話しかけやすい上司でしたか?
どういう状況が、声をかけやすい状況でしたか?
支援がほしい人が、支援を求めやすい人物になりたいものですね。
さらに、人格だけでなく、声をかけやすい・相談をしやすい雰囲気づくり、関係づくりも、大切にしていけるとよいでしょう。
支援する側が困っていたら?
さらに、先輩が困っている、上司が困っている・・・
支援すべき側が支援を求めていることもあります。
こういう場合に、自分部下や後輩であっても、
「最近いかがですか、お手伝いできることはありませんか」
と声をかけることができればよいでしょう。
お客様であったり、家族であったり、様々な環境で、支援する側になれるよう成長していけるとよいですね。