不安から自分を解放してあげる処方箋 ~その22 なぜ自分だけ悩んでいるの?~
誰だって悩んでいるはず・・・だけど悩みがないように見えてしまう
すごく活躍している人をみると、すごいなって思うけど、たまに「この人こんなに頑張ってるのはどうしてだろう」って考えちゃうことがあるよ。
楽しんでいるから続けられるんだろうけど。
その、楽しめることを仕事にしている、ってすごいことだよね。
うん、楽しめることを見つけられた、っていうのもいいことだとおもうんだ!
でも、自分にはそんなことできないって思っちゃう・・・
「羨ましい、でも自分にそんな能力はない」という悔しさ
- この人は、どうして努力を続けられるんだろう?
- 厳しい業界なのに、どうして続けていけるんだろうか?
- 本当に楽しんでやっているからなんだろうな。
- やっぱり自分とは違う人種なんだろうな。
同世代のスポーツ選手や、同じ学校の同期。
彼らは好きなことを見つけて、楽しんで仕事をしている。
楽しんでいるからどんどん実力も伸びて、自分には追いつけないところへ。
そんな人たちと自分を比べて、「自分はどうしてダメなんだろう」と思ってしまいませんか?
「好きなことも見つけず、過ごしてきてしまった」
と後悔したり、
「羨ましいけど、自分にはそんな能力はないし」
と自分を過小評価してしまったり。
周りに比べて、と後悔や不安に襲われていませんか?
自分の過小評価をやめれば、もっとラクになる
- 好きなことに全力で取り組んで、その道で名を上げている一流。
- 才能もあるし、努力もできる真面目な人。
- そんな人にあこがれるけど、自分には好きなことで生きる能力はない。
- 好きなこと、食べていけるほどのものを、見つけることもできない。
こんなふうに自分を過小評価していませんか?
好きなことを見つけて全力でやりたいけど、自分には見つける能力もない。
何から始めたらいいのかもわからない、ダメな人間だ。
周りや、あこがれる人物と自分を比べてみると、どうしてもダメな気がする。
これまでそれなりに頑張ってきたつもりだけど、比べてしまうと大きく見劣りする・・・
「好きなことも見つけられない」と自分を過小評価しているのです。
過小評価の、簡単すぎる止め方
そんな過小評価をやめるには、「~だけど」「でも」という否定形の接続詞。
やりたいことをしたい。
でも、できない。
と、自分の気持ちを否定する言葉になってしまいます。
- 好きなことで生きていきたいけど自分にはそんな能力も才能もない。
- あの人には、才能も実力もある。でも、自分には好きなことを見つけることさえできない。
周りと比べて自分は・・・
と考えてしまうとき、もしかしたらこんな風に自分を否定してしまっていませんか?
自分を過小評価してしまうのは、「でも」「けど」を使ってしまうのが原因。
能力がない自分なんて・・・
と周りと比べて落ち込むのではなく、「でも」と自分を否定するのを、一度やめてみませんか。
自分を否定するのをやめるだけで、人生は開けて見えてくるのです。