在宅勤務に対応するために! テレワーク講座②「在宅勤務に必要な5つのスキル」
感染症が拡大していき、「会社で働く」という概念自体が変わりつつあります。
多くの企業が在宅勤務に切り替えを行っています。
もちろん、会社に出社して働くという形態も感染症が収束したら戻っていくでしょうが、これを契機に「自宅でできる仕事は自宅で」という流れになっていくのは間違いありません。
この講座では、在宅勤務の業務や職種、特徴や身に着けておくべきスキルなどを紹介していきます。
今回は、在宅勤務に必要な基礎スキルを下記5点ご紹介します。
①PCスキル
②文書作成スキル
③ビデオ会議スキル
④ビジネスマナー
⑤自己管理能力
①PCスキル
まずはPCスキルです。
在宅での仕事をするにはパソコンはとても大切な機器となります。
タイピングや資料の作成、メールなど大抵の業務はパソコンを利用することが前提となっているからです。
タブレットやスマートフォンで資料など作成する場合も一部ありますが、多くの企業で一般的なものはパソコンとなります。
よって、在宅勤務を行う場合は、パソコンなどの機器についての操作をよく理解しておくことが求められます。
タイピングの速度に時間がかかる、ワードやExcelで資料が作れない、メール作成に必要以上に時間がかかってしまうなどの方は、今後実践を通して練習・または書籍などで学んでおくと良いでしょう。
②文書作成スキル
2番目に、文書作成スキルです。
たとえパソコンの理解があっても、実際に上司や同僚とやり取りするのは、メールやチャットツールである場合が多いです。
そこで相手に今何をしているか報告したり、相談する上で、相手にわかりやすい文章を作成するスキルは、同じ場所で働いている時より必要となってきます。
なぜなら、自分が何をしているか・どんな業務をしているかが、家にいることによって相手にはわかりにくいからです。
また、お客様への対応もメールなどが中心となってくるので、要点をまとめて文章にすることも求められます。
自分が書く文章がわかりやすいか、文法的に合っているか、今一度確認しておくと良いでしょう。
また、文章は他人に見てもらうことで格段にレベルアップします。
メールを送る際は、自分の文章が見られているという意識で書いてみましょう。
③ビデオ会議スキル
3番目は、ビデオ会議スキルです。
在宅勤務の導入によって、企業がビデオ会議をすることが格段に増えました。
実際に会っているわけではないので、普段のコミュニケーションとは違ったスキルが求められます。
具体的に、ビデオ会議のツール(ZOOM、Skype、LINEチャットなど)の操作や設定ができるかといったところもそうですし、ビデオ会議特有のコミュニケーションスキルも求められます。
例えば、ビデオ会議では、「自分の伝えたいことを短く区切って話す」「相手が話をしている時はうなづいたり、リアクションを大きめに取る」などです。
ビデオ会議だと、多少の時間のラグがあることもあって、短い文章で伝える方が効果的です。
また、殺伐としやすいので、うなづいたり返事をすることで理解してますよということをいつもより大げさに伝える必要もあります。
円滑にビデオ会議などを利用できる人材は、企業にとって貴重な存在となっていくことでしょう。
④ビジネスマナー
4番目に、ビジネスマナーについてです。
ネット上でのやりとりが中心になっても、最低限のビジネスマナーは必須となります。
お互い顔が見えないからこそ挨拶や礼儀はしっかりとしないと、嫌な印象を与えてしまいます。
また、期限を守らなかったり、電話対応での話し方ができないと、よりそのことが目立ってしまい、信頼感を失ってしまうことにも繋がりかねません。
メールや電話対応、チャットでもどのような言葉遣いや対応が相手にとって気持ちがいいかということを考えることを意識しましょう。
また、家の中でも身だしなみを崩さずに仕事に取り組むと、自分の仕事の効率性も上がっていきます。
⑤自己管理能力
最後に自己管理能力についてです。
リモートで目に見えない勤務体系だからこそ、自分で自分をコントロールする力が必要となります。
家での仕事は生活リズムが崩れやすいので、体調管理をより綿密にすることが大事です。
また、今自分がやるべきことかをメモやノートにまとめて、期限内に終わらせるなどのタスク管理も求められます。
家で仕事をしていると、のんびりしたりやる気が起きない時も出てきますが、この仕事はいつまでかを上司に確認を取ったり、期限のないものは自分でいつまでに行うか設定をして、責任感を持って仕事を進めていきましょう。
まとめ
今回は、「在宅勤務に必要な5つのスキル」として、
①PCスキル
②文書作成スキル
③ビデオ会議スキル
④ビジネスマナー
⑤自己管理能力
について学びました!
環境が変化して求められてくることが多少変わってくるので大変ですが、ここで自分に求められることを磨いていけると強い人材になれます!
コツコツとそれぞれについて学んで実践していきましょう。