就活お役立ち講座⑨「スケジュール管理について」
就労移行支援事業所リスタートでは、毎週月曜日就活対策講座を行っています。
就活対策講座では、ビジネスマナーや面接の練習など、就職活動をする上で必要なスキルを学んでいます。
「就活お役立ち講座」では、今まで講座で行ったものの復習や、今後必要となってくるであろうスキルについて紹介していきます。
スケジュール管理について
スケジュール管理する方法としては、「書く」「記録する」ということが基本となっています。まず、自分がスケジュールや期限について記録できているかを確認してみてください。
具体的にスケジュールを管理する手段としては、下記の3つになります。
1)手帳
手帳に書くということで、身体を使うので忘れにくくなります。また、持ち運びも用意なので、指摘事項やメモを取るにも便利です。
2)パソコン
パソコンの入力に慣れてくると、素早く記録することが可能になります。
ただ、PCを持ち運べない環境では確認ができなくなってしまうので、会社での業務のみなど用途を制限する必要があります。
3)スマートフォンアプリ
携帯電話のアプリは多種多様の用途で便利ですが、会社での利用は禁止されているところがあるので、注意が必要です。
スケジュール管理のポイント
①仕事の所要時間を考える
一つ一つの仕事がどれくらいで終えられるかを想定することが重要です。想定することで、仕事中も今どの程度まで終えられているかを確認できるからです。ペース配分を考えることにも繋がります。
(例)資料作成1時間、PDF化作業30分
②余裕を持ったスケジュールを立てる
アクシデントやトラブルに対応できるよう、スケジュールを組むときはある程度余裕を持つことが大切です。詰め込み過ぎないようにしましょう。急な電話対応・来客対応なども考慮し、隙間時間を確保しましょう。
また、仕事は早めに完成する分には全く問題ありません。正確に行う必要はありますが、締切りより早く作業を完了させることで、同僚や上司からの信頼関係につながります。
③午前と午後を意識する
午前と午後で分けて考えることが重要です。まず、午前でどこまで進めたいか、午後は何をするかなど細分化すると、一日行うことにメリハリをつけることができ、また午前できなかった部分を午後でカバーすることなどできます。
そして、一日の予定を朝立てるということも必要となってきます。会社によっては、朝礼で1日に行う作業を発表するところもあります。早めに出社をして、今日行う作業の段取りを確認しておきましょう。
④中期・長期の目標を立てて、進捗を管理する
中期(1ヵ月程度)のプロジェクトに参加したり、資格の取得など長期的なものにチャレンジをする時もスケジュール管理は、必須となります。
(例)資格取得の場合まず、何月に取得するのか決めます。そこから逆算して、1日で何ページ・月でどこまで進めばいいかを計画します。そして、週や月で自分が思った通りの進み方をしなかった場合、勉強方法のどの部分が良くなかったかを考えて、必要な部分は改善していきましょう。