ありのままに生きるための自己肯定感講座 ~その24 気合いだけでは失敗する!?~

イヤな気持ちを減らすために、今できること

よく心理学の本とかで「楽しいと思えることをしなさい」とか書いてあるよね。
うん、それは僕もそう思うよ!
 
でも、楽しいって思えることと、自分勝手にわがままに振る舞うことは違うよね。
たしかに・・・
なんか楽しいと思えることってないかな~。
「楽しい」って思う、感じるのは自分だよ。
 
色々なとこに「楽しい」と思える要素は転がっているけど、それに気づいて楽しめるかどうかは自分次第!
なるほど・・・
とはいっても、なかなか上手くいかないよ。
 
どうしたらいいかな?

楽しむために「不満」を取り払おう!

一番問題が起きやすいタイミングとは

「これは楽しいことだ」と気づけるために、楽しいと感じられる土台、マインドフルネスになれる自分を作ることがまず大事。
前回教えてもらったよね。
自己肯定感を高めて、楽しいと感じられる自分でいること。
そう。
そして、ものごとに取り組むときの、気持ちのもちようも大きく影響してるんだ。

 

何かをするとき、

①嫌だからやらない、断る
②嫌だと思いながらやる、引き受ける
③自分からやろうと思う
④楽しめるよう自分からやる、引き受ける

という4つの気の持ちようがあります。

自己肯定感が高ければ、嫌であれば断ったり、やらないという選択も選べるでしょう。

また理想としては、自分からやろうと思えたり、楽しもうと取り組めたりする姿ですね。

一番問題が起きやすいのは「②嫌だと思いながらやる、引き受ける」ときです。

これは心にだけでなく、体にも問題になることがあります。

どうして失敗するのか

体にも問題!?
ストレスになるってだけじゃないの?
そのことが、体への問題を起こしたり、さらに大きなストレスを呼びよせたりしてしまうんだ。

 

嫌だと思いながら引き受けると、まず気持ちが「成功させよう」と思えないので、失敗のもとになります。

それどころか、本心では「嫌だ」と思っているため、「成功させよう」という気持ちがあっても満足に行動できません。

潜在意識が「やらないほうがいい」とストップをかけてくるので、自分では「しっかりやらないと」と思っていても、ミスが多発したり、怪我をしてしまったり、調子を崩してしまったりします。

さらにこれが依頼であれば、「なんでこんなことを」「押し付けられて辛い」と相手への恨みの気持ち、「押し付けてきて、相手は楽をしている」とねたむ気持ちが起こります。

「断れなかった」「断ればよかった」と後悔をして自己肯定感もさがっていきますので、精神的にもよくありません。

失敗や後悔を避けるために

イヤイヤやるなら、断ったほうがいいってこと?
そう。
それでも、どうしてもやらなきゃいけないこともあるよね?
うん、期限が近かったり、依頼してきた人に用事があったり・・・
そういうとき「嫌々やる」のを避けるために、どうしたらいいかお話しするね。

 

自分の仕事であり、期限が迫っているなどのときは、「これが終われば」とモチベーションをあげていくことができるでしょう。

しかし、他人からの頼まれごと、上司や先輩からの依頼だったらどうでしょうか。

金曜日で早く帰りたいのに・・・と嫌々引き受けたりしていませんか?

それを避けるために、相手の事情を確認してみましょう。

相手に子供と約束した大切な用事があるから、あなたが依頼されたのだとしたら・・・

それは依頼を引き受けてあげることのほうが、相手への愛、つまり自己肯定感を高めるチャンスになると受け取れるでしょう。

やらざるを得ないとき、引き受けざるを得ないときに、「妬み」「恨み」などのマイナスの感情を抱き、失敗しやすい気持ちで挑むのは、自己肯定感も低くなります。

少しでも「主体的に」、「自分からやろうと思える」ように意識することで、自己肯定感を高め、成功させることができるのです。

「やりたくない」って思ってる自分に気づく・・・ってとこからだね!
そう!
マインドフルネスな自分になることで、人生や生き方が明るく変わってくるよ!

 

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