ありのままに生きるための自己肯定感講座 ~その27 あなたの幸せを探すために~

幸せを見つけるためにできること

嫌なこと、イヤイヤやっちゃうと、「なんでやってるんだろう」って絶望するし、「押し付けられている」とか怒りになったりするよね。
そうだね。
ただでさえ嫌な気分なのに、もっと落ち込むのは避けたいね。
 
そんなときこそ、「自分にとってのチャンスだ」って思えたら、自己肯定感も高まるし、他人へのネガティブな感情もすっとなくなるんだ!

嫌なことが起きたときに自己肯定感を高められる

気が重い時、気が乗らないとき

家事、仕事など、何かをやらなくてはいけないとき。

仕事を依頼されたとき。

誰にだって、腰が重い、気が乗らない、というときはあるものです。

しかし、自分の手に負えないことは、自分の目の前には振ってきません。

それらは、「今乗り越えるべき課題」程度のものなのです。

ここで相手を恨んだり、環境を恨んだりすれば、自己肯定感も低下します。

そうではなくて、「これは自分にとってのいいチャンス」と捉えるようにします。

自分はどのくらいできるのか、ここで試してみよう。
それが今、嫌な気持ちになっている原因を解決できる。
今チャレンジしないと、もういいタイミングは来ないかもしれない。

自分の成長、自分の未来の幸せにとっての、大切なステップアップの課題です。

嫌な気分になったときこそ、自分の成長のためになるのです。

突然のハプニング

臨機応変な対応を求められることもあります。

突然の仕事、トラブル対応は、うんざりしてしまうもの。

しかしここでも、そのトラブルは「乗り越えるべき課題」なのです。

これに嫌な気持ちで取り組んでいれば、相手を恨み、ため息をつくことになります。

今度はそうきたか。
これくらい乗り越えられると思うぞ。
こんなの滅多にない機会だ。

自分が主体的になる、ということだけで、トラブルも自分の成長につなげることができます。

どんなことでも、主体的に取り組むことから「楽しさ」「やりがい」を感じるもの。

嫌なことにも、主体的に取り組めることで活路が見いだせるのです。

このことが、人生を楽しく、彩り豊かにしてくれます。

断りたい、というとき

同様に、「嫌だな」と思ったことを断れるなら、「断る練習」のタイミングでもあります。

仕事を代わりに遂行するのは、必ずしも相手にとっていいことでもないのです。

宿題を代わりにやってあげること。

お金を際限なくつかうこと。

これらは止めてあげたほうが、相手にとっての幸せにつながります。

他人の目線を気にしすぎて断れない、という人は、「断る」のも課題のひとつです。

自分にとっての幸せ

あなたにとっての幸せは、必ずどこかにあります。

しかし、その幸せは、あなたにとって幸せかもしれませんが、他人にとってはそうではないかもしれません。

「幸せ」と感じるのは、「あなた自身」なのです。

「あなた自身」が、主体的に取り組むことで幸せを見つけていきます。

とくに嫌なことに取り組まなくてはいけないタイミングでは、それが試されているでしょう。

幸せを見つけるためには、まずは自分が「主体的に」課題に挑んでいきましょう。

「私は今、自分で覚悟を決めて取り組もうとしている」

自分が主体的になっていると気が付けたら、自分を肯定するこの言葉を唱えてあげましょう。

潜在意識に「楽しさ」を伝えることで、あなたはどんどん幸せに近づいていけるのです。

 

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