就活お役立ち講座⑮「会社とは?~会社の構成~」
就労移行支援事業所リスタートでは、毎週月曜日就活対策講座を行っています。
就活対策講座では、ビジネスマナーや面接の練習など、就職活動をする上で必要なスキルを学んでいます。
「就活お役立ち講座」では、今まで講座で行ったものの復習や、今後必要となってくるであろうスキルについて紹介していきます。
会社とは?
会社とは、事業を行うための組織のことを言います。
そして、一般的に会社の目的は、一般的に「事業を行い、利益を出していくこと」を目的としています。
利益を出さないと、給料を出すこともできないですし、事業を継続することが困難になってしまうからです。
今回は、会社で各役職がどの位の位置にあるのかというところを見ていきます。
どのような構成になっているかを把握し、会社への理解を深めていきましょう。
会社の役職
会社を理解する上で重要となってくるのが、その構成員です。
下記にそれぞれ紹介していきます。
①会長
社長より上に置かれる役職。また、退いた後の名誉職
②社長(代表取締役)
会社を代表し、取締役会などの決議に基づいて契約などの決定を行うことができる。取締役の中から選ばれる。
③副社長
社長を補佐するポジション
④専務
会社の全体的な管理をする。
⑤常務
会社の日常的な業務を管理する。
⑥支社長
会社の支社の長。「支社」は自社の各拠点を束ねている。
一般的には、②~⑥までで、取締役会を形成している。
⑦部長
部と呼ばれる組織の長。「部」は下部組織に課やグループ、室などの組織を束ねることが多い。
⑧課長
会社組織の中の「課」の長。一般的な中間管理職に当たり、中堅幹部であると同時に一定の部門の監督者的立場を持つ。
⑨係長
会社組織の中で業務の最小単位である「係」における監督的立場。管理職としては最も下に位置する。
⑩主任
一般の従業員の中での熟練者を指し、管理職とは見なされない。勤続年数や資格取得により主任の肩書きを得られる会社もある。
⑪一般社員
特に役職のない、いわゆる平社員。
会社の主な部署
次に、部署を見ていきましょう。
・営業/販売:自社の商品やサービスを販売する仕事
・経理/財務:出入金など自社の会計業務(お金の管理)や資金調達、資産運用など
・総務/法務:会社の管理運営、従業員のサポート、モノの管理や知的財産の管理、訴訟対応など
・人事:採用:人事異動・社員教育など、人材に関わる業務
・企画/開発:商品のターゲットや、どのような商品を作るかを考える仕事
・広報/宣伝:企業や商品を社外にアピールする仕事
・生産/製造:現場での商品の製造や設計。製品の品質管理や生産管理など
・技術/研究:生産・製造ラインの設計や運用。製造技術に関わる研究
まとめ
今回は、会社を構成する基本的な役職を見ていきました。
会社の構成員を知ることは、すなわち会社を理解することでもあります。
また、その方がどのような職位の方なのか、自分とどういった関係になるのかは指示を受ける時などにも役に立ちます。
会社の組織図はHPなどにも記載されていることがあります。
自分が興味を持っている会社や応募する企業の組織を確認するところから始めてみましょう。