感染者が再び増えてきて、緊急事態宣言再発令はあるのか!?
東京都の感染者が再び50人超の日が出てきて、また不安になっている方も多いでしょう。
政府は、再発令は今のところ出さないようですが、どの程度まで増えたら再び緊急事態宣言が発令するのかなど紹介していきます。
1)改めて「緊急事態宣言」とは?
2)緊急事態宣言の目安
改めて「緊急事態宣言」とは?
まず、緊急事態宣言が5月25日に全国的に解除されましたが、皆さんどういったものだったか覚えていますでしょうか?
緊急事態宣言とは、改正インフル特別措置法(新型コロナ特措法)に基づく発令のことです。
首相が感染者が多いところなどを鑑みて、対象地域と期間を定めます。
その上で、都道府県知事が住民に外出自粛・各種施設の使用停止などを「要請」「指示」します。
日本の場合は要請や指示に強い強制力がないので、強力な制限をかけることはできません。
ただし、地域によっては対象店舗を挙げたりすることなどによって、飲食店や販売業、人が集まるようなところでの活動は大きく制限されてしまいます。
緊急事態宣言の目安
それでは、東京都が目安としてあげているものを見ていきましょう。
①直近の感染者数
・1週間で人口10万人あたり5人程度(東京都の場合は計700人程度)
②感染経路不明者の割合
・半数を超えている状況
③感染者数の増え方
・2倍になるのが7日未満
上記を現在(6月29日時点)の状況に照らし合わせると、①に関しては東京都は2.20なので目安にまでいっていません。
②に関しては、51%なので半数をやや超えています。
そして、③に関しては、1.64倍という値なので2倍までは到達していません。
感染経路不明者の割合が高いのが気になりますが、まだ緊急事態宣言までではないということがデータでわかりますね!
まとめ
今回は、再び緊急事態宣言が発令する目安などを紹介しました。
まだそこまで緊急性を帯びている状況まではいかないですが、感染者数などは増えているので今後も警戒が必要ですね。
マスク着用や手洗い・消毒など引き続き自分ができることを続けていき、感染症に皆で力を合わせながら乗り越えていきましょう!