ありのままに生きるための自己肯定感講座 ~その29 どんなときマインドフルネス?まとめ②~
自分を責めない自分になる! これまでの自己肯定まとめ②
「嫌だな」をマインドフルネスに分析できた例
頼まれたら断れない。
ここで、頼まれて「嫌だな」と感じたことを分析できたら、なぜ嫌だと感じるのかがわかります。
他人の顔色を気にして行動するから、あとで「引き受けなきゃよかった」と後悔したりしてしまいます。
それが「嫌だ」と感じる理由です。
さらに「私だったらこんなの自分でやっちゃうけど」と感じることもあるでしょう。
マインドフルネスになれば、そういった気づきが得られるのです。
気づきが得られたということ、その環境にいること、タイミングへの感謝。
それが自己肯定感を高めていきます。
「今手元に○○という仕事が残っているのですが、その仕事は急ぎでしょうか」
こんなふうに相手に聞き、不要であれば断ることもできるでしょう。
自己肯定感が高いということは、自由気まま・自分勝手に何でもできる、というわけではありません。
他人からの承認・依存なく、自由に生きられる状態なのです。
「潜在意識」を信じられない人へ
これまでお話ししてきたのは、自己肯定感を高めるために、自分を肯定する言葉を口に出して唱えることで、潜在意識に刷り込む、という方法。
しかし、「愛されている」「タイミングへの感謝」などはすぐに持てるものでもなく、
またうまくいくのか不信に思っている状態で口に出しても、違和感が出てきます。
そういうときこそ、マインドフルネスから再スタートしてみましょう。
- 言葉を口に出したが、違和感を感じている。
- 幸せではない自分が辛い。情けないと感じている。
その違和感をマインドフルネスに見つめることで、違和感や自己嫌悪というマイナスの感情は自然と薄くなります。
その状態になることができれば、マイナスの感覚が和らぎ、言葉を受け入れやすくなるでしょう。
さらに、もっといい言い換えができたり、解決策が見えてきたりということもあるでしょう。
どの場合でも、マインドフルネスになることで、潜在意識そのものが、自分が抱える問題を解決してくれるでしょう。
さいごに
マインドフルネスで「落ち込み」「情けない」「悔しい」って感情を客観視したら、少しずつだけど落ち込みから解放されるよね!
そこで気づけたら、「自分は気づけた」と気づけた自分を認める言葉を口にして、潜在意識に教えてあげよう。
その調子でたくさん気づいて、「愛されている」「タイミングへの感謝」といった状態も、潜在意識に教えていってあげよう。