不安から自分を解放してあげる処方箋 ~その67 どんどん不安が消えていく人生~
目次
「今できること」。半信半疑なら、やってみて損はない
不安は、過去・未来のもの。「今」と向き合う
- 「今」と向き合うにしても、本当にこんなことでいいのかと不安になる。
- 正解だと言い切れないことに、今すぐに取り掛かり始めるのは、気が乗らない。
- どうせ自分には続けることができないのではないか。
- もう失敗はしたくない、みじめな思いはしたくない。
「今」と向き合うのは、これまでの否定された経験、失敗した経験があるほど、踏みとどまってしまうもの。
しかし、例えば「対人関係の苦手を克服したい」という理想を叶えるために今できることが、散歩であることもあります。
窮屈、閉塞感があり、外出が億劫。
そんな状態で集団に参加しても、窮屈さを晴らすだけになってしまいます。
気分転換、外の空気を吸うことで、閉塞感から自分を解放し、集団に参加した時も明るい気持ちでいられるのです。
向き合うだけで、本当に不安は消える
夢や理想を見つめ、「今」と向き合い、「今」「目の前にあること」を達成している人でも、将来の確実性を明言することはできません。
確実に将来こうなる、未来では確実にこれが発生する、と言い切れることはまずありません。
しかし、自分が「好き」で「やりたい」ことだから、不安を感じたり、先行きが見えなかったりしても続けることができます。
ほとんどの人が、仕事、お金、家庭、対人関係と向き合っています。
そこに「好き」のパワーがあれば、向き合い続けることも、壁を乗り越えることもできるでしょう。
過去の失敗、未来への不安などがあるのも、ほとんどの人に共通です。
しかしそんな不安を払拭するためには、とにかく「今」「目の前」のことに向き合い、片づけていくことが一番簡単で、一番有効な方法なのです。
自分の「無意識」を信じて、無意識に導かれる
- 他人は「こうしたほうがいい」と言う。でも、自分は他の方法でやりたい。
- 社会のレールから外れても、自分がしたいと思ったことだから後悔せず進める。
そんな経験をした人は、どんどん判断を「無意識」に任せることができるようになっていきます。
世間体や、周囲の反応を気にして「思考」する判断ではなく、自分の本心での判断です。
自分の「好き」「嫌い」での判断ですから、選んだ先でも「選んでよかった」「選ばなくてよかった」と満足できます。
失敗したとしても「好きで選んだのだから頑張れる」「嫌だと思ったのだから、無理をしなくても大丈夫」と乗り切ることができます。
すべて、自分の無意識が、理想や夢を叶えるためのプラスの判断をさせてくれるようになるのです。
過去の失敗というトラウマ、不確定な未来への不安も、完全にはなくなりません。
しかし、「今」の自分の選択だけが今後を左右していく、ということが実感できるのです。
ここまでくれば、不安はどんどん減っていきます。
そのためにも、自分自信の気持ちで選ぶということ、目の前にあることに向き合うということをクリアしていきましょう。
「今」「目の前にあること」をクリアすることで、「今」の自分を満たしていくのです。
あなたが「今」を受け入れれば、無意識は自然にあなたを導く
- 今、辛いと感じている。
- 今、世界一幸せだと感じている。
- 今、楽しいと感じている。
どれも、自分自身の現在です。
満足感を感じられるのは、現在の自分だけです。
今の自分がどう感じているか、きちんと向き合ってみましょう。
そして、今の自分を自分で認め、自分の手が届く小さなことから満たしてあげましょう。
その積み重ねで、「好き」「嫌い」の判断ができたり、やりたいことが見つかったり、無意識がポジティブな方向に導いてくれるのです。