就活お役立ち講座「訪問のマナー②~案内の受け方と自己紹介の仕方~」

就労移行支援事業所リスタートでは、毎週月曜日就活対策講座を行っています。

就活対策講座では、ビジネスマナーや面接の練習など、就職活動をする上で必要なスキルを学んでいます。

「就活お役立ち講座」では、今まで講座で行ったものの復習や、今後必要となってくるであろうスキルについて紹介していきます。

案内の受け方

訪問先の受付に着いたら、まず挨拶です。元気良く挨拶をすることが好印象を与える第一歩となります。

受付がない会社の場合は、近くにいる社員に「お忙しいところ恐れ入ります」と声をかけ、取り次ぎをお願いします。

このあとは、アポイントがあるかないかで変わります。

アポイントがある場合は、「〇〇社の△△と申しますが、本日14時から企画部の~~様と面談のお約束をいただいております。恐れ入りますが、お取り次ぎをお願いします」と言い、

会社名・名前・面談相手の名前・アポイントがある旨を伝えます。

アポイントがない場合は、「〇〇社の△△と申します。本日、□□の件でご担当の方に少しでもお目にかかればと思っております。恐れ入りますが、お取り次ぎをお願いできませんでしょうか?」と伝えます。

取り次ぎをお願いして、応接室へ案内される際に忘れていけないのは、はじめにお礼を言うことです。

「では、こちらへご案内いたします」と言われたら、「ありがとうございます。よろしくお願いいたします」と、案内をしてくれる人にお礼を言いましょう。

そして、基本的に2,3歩斜め後ろを歩きます。

応接室について席を案内されたら、「はい、ありがとうございます。失礼いたします」とお礼を言って、指定された席のそばに行きます。

面談相手とはじめて会う場合には、名刺入れをすぐに出せるように内ポケットなどに入れておきましょう。

自己紹介の仕方

面談相手が応接室に来たら、「本日はお忙しいところありがとうございます」と挨拶をします。

初対面であれば、「はじめまして」と改めて、あいさつをして、自分から先に名刺を出しましょう。

名刺交換の際は、「先日は電話で失礼いたしました。〇〇社の△△と申します。どうぞよろしくお願い致します」と簡単な自己紹介も交えます。

なお、はじめて上司を伴って訪問する場合は、面談相手に上司を紹介する必要があります。

紹介をする際は、目上の人に目下の人を紹介するのがマナーです。

したがって、先に身内である上司を相手に紹介します。

「課長の〇〇を紹介させていただきます」と断ってから、上司を手のひらで指し示し「課長の〇〇でございます」と紹介しましょう。

それから、「△△社企画部の□□様でいらっしゃいます」と上司に面談相手を紹介します。

このとき、「□□様には大変お世話になっておりまして、現在のプロジェクトも□□様のおかげで順調に進んでいます」いったように、相手を褒めるような言葉を付け加えると、場の雰囲気が和らぎます。