就活お役立ち講座㉔「数字で考える」

就労移行支援事業所リスタートでは、毎週月曜日就活対策講座を行っています。

就活対策講座では、ビジネスマナーや面接の練習など、就職活動をする上で必要なスキルを学んでいます。

「就活お役立ち講座」では、今まで講座で行ったものの復習や、今後必要となってくるであろうスキルについて紹介していきます。

数字で考える必要性

仕事では、論理的に考えることが求められます。

なぜなら、上司や得意先を説得することが求められるからです。

その際に有効なのが数字を提示することです。

漠然と語られるイメージとは違い、数字には客観性があります。

説明や相談の際に、数字を使うことや考えることができると、成果を上げられるような仕事をすることができるのです。

社会人になった時にまず数字で知っておくべきなのが、会社に関わる数字です。

1年間の収入を表す売上高や、本業の儲けを示す営業利益などは、会社員であれば知っておくべき数字と言えます。

こうした数字によって会社の基礎体力を知ることができます。また、コスト感覚が磨かれるのでぜひ会社の数字を理解しておきましょう。

数字で考える習慣をつけよう

数字で考えるということを、習慣づけることも大切です。

毎日数字で考える週間がないと、いざというときに使うことができません。

たとえば、プレゼンや商談の際にとっさに数字を示したり、得意先からの質問で数字を使って説明することができると大きな説得力が生まれます。

また、数字で考えるということは、仕事の進め方にも影響が出ます。

数字で考える人は目標が明確なので、「いつまでに」「どれだけの」「どの程度の」仕事をすればよいのかを目標から逆算して定めることができるようになります。

一方、数字で考えるのが苦手な人は、明確な目標を定められないので自分に甘くなってしまいがちです。

ビジネスの世界で数字がすべてというわけではありませんが、しっかりと仕事をこなす人と認められるようになるためには、

数字で考えて論理的に行動することが求められてきます。

日頃から数字に敏感になって、論理的に考える習慣を身につけていきましょう。