認知行動療法講座

前回は、自分の自動思考に含まれ、気持ちが沈んだりイライラしたりする原因となる認知の歪みに注目しました。
今回は、いくつかの例を用いて、そこに含まれる認知の歪みを探す練習をしていきます。
認知の歪みを探す練習
自動思考に含まれている認知の歪みを探してみましょう。
状況:同僚と共に任されたプロジェクトにミスがあり、上司に指摘されてしまった。その翌日、同僚が飲みに誘われているのを見たが、自分は誘われていない。
自動思考①:私はまたミスをしてしまった。どうして私は何をやってもだめなんだろう。
当てはまる認知の歪み:極端な一般化、心のフィルター
極端な一般化:数度のミスを、何をやってもだめ、と拡大して捉えてしまっている。
心のフィルター:うまくいっていたことに目が向かず、失敗したことばかりを意識している。
自動思考②:同僚は上司に飲みに誘われたのに自分は誘われていない。自分は上司に嫌われてしまったのだ。
当てはまる認知の歪み:結論の飛躍
結論の飛躍:上司の行動を、自分を嫌っているからであると勝手に解釈し、決めつけてしまっている。
自動思考③:同僚もミスをしていたが、大したものではなかった。しかし、自分は重大なミスを犯してしまった。自分は役に立たない人間なんだ。
当てはまる認知の歪み:過大評価・過小評価、レッテル貼り
過大評価・過小評価:自分のミスは実際より大きいものとして、同僚のミスは小さいものとして考えている。
レッテル貼り:自分自身に対して、役に立たないというレッテルを貼ってしまっている。
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