繊細で真面目な人のメンタルケア講座 ~友人関係⑥ SNS問題の解消方法~
友達トラブルその2 SNSトラブルを解消しよう
- 友達がいない。少ない。 友達を増やしたい。
- 友人関係のトラブル、喧嘩が怖い。
- SNSで友人に振り回される・・・
友人関係のトラブルは、あなたにとってかなりストレスになるでしょう。
今回はその大きな要因であるSNS、コミュニケーションの方法について考えてみます。
あなたを活かす、SNSの上手な使い方
承認欲求は、現実世界でもきちんと満たす
SNSは、同じ趣味の人たち、考え方が似ている人たち、共感しあえる人たちと、リアル以上に手軽に、たくさん知り合うことができます。
そのため、「いいね」という承認が、リアルよりも簡単に、たくさん手に入ります。
そこで承認欲求を満たせる楽しさを知ってしまうと行動がエスカレートします。
SNS依存になったり、「いいね」をより求め過度な投稿や非常識な行動をとってしまったり・・・ということが起こるのです。
ネットやSNSでの承認に依存しすぎていませんか?
誰かに認めてもらう、ということに依存していませんか?
誰かのために、誰かに認めてもらうために、という軸で行動をしていると、
自分の本心、潜在的に叶えたいと思っている欲求に気付けなくなります。
選択をした後で 「○○しておけばよかった」 「○○して後悔している」 と落ち込んでしまうのはこれが原因です。
本心で選択をしていれば 「○○してしまったけど、好きで選んだから後悔していない、巻き返そう」 と思えるのです。
認めてもらおうとしていないかどうか。
ネットやSNSの承認欲求が過多になっていないか。
今を生きている現実の自分、自分の理想・本心に気付いてあげましょう。
相手を選ぶ
知り合いが10人いたら、上位の1人、多くて3人程度が、打ち明け合える、信頼できる相手です。
そういった人たちとさらに関係を深めるために、コミュニケーションや時間や労力を使いましょう。
10人のうちの残りのほとんどは中立で、浅くも深くもない仲です。
ごくまれに、あなたへの敵意を持つ反対派がいます。
しかし、そういった人たちに労力をさくのは、リアルでもSNSでもおすすめできません。
敵意を好意に変えるのはとても体力、精神力、時間がかかります。
リアルでもSNSでも、上位の1人、信頼できる相手とのコミュニケーションで、
より共感を増やしたり、より絆を深めたりしましょう。
中立派とのコミュニケーションは、上位の人たちに比べ専念する必要はありません。
SNSはあくまでコミュニケーションのひとつの手段でしかありませんので、
中立派の人たちとの連絡も、現実でのコミュニケーションをメインにしておきましょう。
交流の方法
SNSで、交流したい、つながりを深めたい、と思いすぎることは、SNSの依存につながります。
SNSがコミュニケーションのメインの手段になってしまっていませんか?
それが依存、使いすぎの原因になり、使いすぎによりトラブルが発生します。
一度使い方を変えてみましょう。
SNSを利用する主な目的を、コミュニケーションではなく、一方的な発信にのみ留めるような使い方をしてみましょう。
たとえば、気になる店舗について、読んだ本について、お気に入りのレストランについて、などを発信してみます。
そこで会話や「いいね」が生まれることもあるでしょうが、
SNSがコミュニケーションのメイン手段になってしまったり、依存になってしまう状況からは抜け出すことができます。
相手のリアクションを待つ必要もなくなりますので、不必要に近づいてしまうこともなくなります。
使い分け方法
様々なSNSを分単位でとっかえひっかえしていてはきりがありませんし、依存してしまい現実世界でのコミュニケーションがおろそかになります。
使用するSNSを2個以下にし、チェックする時間も休憩時間のみにしてみましょう。
SNSはコミュニケーションの主な手段としている状態では、近づくべきでない、10人のうち下位の人や敵意のある人とも、
必要以上に近づいてしまいます。
その時間や労力を別の行動に差し替えるだけで、他人主軸の生き方から離れ、
自分の本心、潜在的に望む行動ができて人生の満足度も高まります。