繊細で真面目な人のメンタルケア講座 ~どうしてもやる気がでない時~
試してみてほしい、やる気を出す3つの方法
- 勉強をしなきゃいけないけど、やる気が出ない。
- 出社しても、「仕事モード」にならない。
- 家事をやろうとするけど、動きたくない。
やる気が出ない!
動きたくない!
誰でもそんな時は必ずある・・・
とはいえ、やらなくてはいけない時に限ってやる気が出ないのはどうにかしたいものですね。。
そんなときの「やる気」の出し方、教えます。
これで「モード」に突入! 脳を覚醒させる方法とは
①やる気ホルモンを出す!
ホルモンが出れば、やる気も自動的に高まる!
・・・と言われても難しいですね。
ですが、実は意図的に「やる気ホルモン」を出す方法があるのです。
それは、アドレナリンを出す、つまり脳を興奮状態にする、ということ。
具体的には、
・絶叫する
・ガッツポーズなど、やる気がありそうな人のポーズをする
・意気込む
これらの行動をすることで、脳は「おっ、身体がやる気ならこちらも助けるぞ」とやる気ホルモンを分泌してくれるのです。
②脳に任せる!?
とはいえ、会社や学校では、叫んだり突然ガッツポーズをすることは難しいですね。
そんなときは、小声で宣言する、紙にすべきことを書く、誰かに今日やることを伝える、といった方法も効果的。
たとえば、「勉強を開始する」と宣言、もしくは書き出したとしましょう。
現実には勉強をしていない自分がいます。
しかし、「勉強を開始」という宣言や、書き出された文字も実在しています。
この矛盾した状態、脳にとってはかなりのストレス。
解消するためには、宣言や文字をなかったことにするか、もしくは勉強を実際に開始してしまうかのどちらかしかありませんね。
なかったことにするのはもっと難しいので、脳は自動的に勉強を開始するほうを選んでくれるわけです。
「よしっ、やるぞ!」なんていう宣言は、ただの宣言ではないのです。
③脳に刺激を与える!?
やる気や集中をつかさどる、脳の「側坐核」という部分があります。
しかし、やる気を出せと念じても起動しません。
どうしたら起動してくれるのかというと、5分ほど作業をするという行動が必要になります。
刺激を一定量与え続けないと、やる気が出てくれないのです。
しかし、
・3、4通の返信をする
・タイピングを行う
・付箋にタスクを書き出し、やることを整理する
といった簡単な行動でもかまわないのです。
また、
・気分があがる音楽を聴いて、5分の曲が終わったら勉強を開始する
・5分以上机に向かっている
・スマホの電源を切る、パソコンならネットサーフィンをやめる
などの、ある行動をきっかけに勉強を始める、というルーティンを組んでしまえば、
それだけでも、その行動をするだけで自動的に脳が記憶してくれます。
番外編:やっぱりちゃんと寝よう
どれを試そうにも、脳が疲れていたり寝不足だったりすると、どれも効果がありません。
むしろ逆効果で、やる気スイッチは入っても継続せず、なんどもスイッチを入れなおすことになり、さらに疲労が蓄積します。
1日6時間以上の睡眠は必ず確保しましょう!