【活動報告】 就活対策講座「仕事の指示の受け方(話し方・聞き方)」
就労移行支援事業所リスタートでは、就活対策講座を行っています。
就活対策講座では、ビジネスマナーや面接の練習など、就職活動をする上で必要なスキルを学んでいます。
今回は、仕事の指示の受け方について、話し方や聞き方などのコミュニケーションスキルの観点から学んでいきました。
仕事の指示の受け方(話し方・聞き方)について
新しく会社に入ることになったら皆さんは最初何をすればいいのでしょうか。
自分で仕事を見つけて、すぐに仕事に取り掛かるのは難しいのではないでしょうか。
そこで、先輩社員や上司に、自分にできることについて聞く必要があります。
相手に何か聞いたり伝えたりする時に使うのが、言葉となります。
そこで、重要になってくるのが話し方や聞き方、そしてその際の表情です。
第一印象は視覚や聴覚からの情報が大きく影響するからです。
しかし、話し方や聞き方の練習は皆さんあまりしないのではないでしょうか。
話し方や表情は、自分の意識や練習次第でガラリと変わります。
話の仕方・聞き方のポイント
話の仕方・聞き方のポイントを下記に4点挙げたので、確認してみましょう。
①呼ばれた時は元気よく返事をして、席に向かう
名前を呼ばれたら「はい」と元気よく返事をして、すぐにメモを持って立ち上がり、呼んだ人のデスクに行きます。
慌てる必要はありませんが、迅速に行動をすることで意欲がある社員ということをアピールできます。
②相手の目を見ること
視線をそらして話すと、自信がなさそうだという印象を与えてしまいます。
反対に、やさしい表情で相手を見て話をすると、誠実な人という印象を与えられます。
ただし、人によってじっと目を見続けられると緊張してしまう人もいます。
そういった方は目線を外すタイミングがあるので、基本的には目を見て話し、相手がそらしたタイミングで一緒にそらすと良い印象を与えることができます。
③声の大きさや話すスピードに注意すること
声の大きさは、ハキハキと大きな声で話すことが大切ですが、話し相手の人数を考慮し調整することも大事です。
また、話すスピードはある程度相手に合わせることがポイントです。
相手がテキパキ話すタイプなのか、ゆっくり話すタイプなのか観察してみましょう。
また、話し始めや語尾が小さくなってしまう人も多いです。自信がなくても、最初と最後も意識して大きな声で話しましょう。
④言葉と一致した表情にすること
「言語」「視覚」「聴覚」は一致してはじめて相手に伝わります。
例えば、「ありがとうございました」と伝えるときに、ふてくされた表情やボソボソとした話し方では相手は違和感を覚えてしまいます。
「ありがとうございました」と伝える時には、笑顔で優しいトーンで話しましょう。
また、「大変申し訳ございません」と謝罪するときは、申し訳ない表情(真剣な)で落ち着いたトーンで話すことが求められます。
話をしている時・聞いている時のNGな態度
次に話をしている時・聞いている時のNGな態度を見ていきます。
下記6点、自分が当てはまっていないか確認してみましょう。
①無表情
②腕組み
③ひじをつく
④手を後ろにつく
⑤背もたれに背をつける
⑥体をブラブラと動かす
上記のような態度で、話したり聞いていたりすると、悪い態度をとっていると思われてしまいます。
せっかく積極的な心をもっていても、自身の態度で判断されてしまうともったいないので、自分が当てはまっているところは、「どんな時にそうなってしまうか」「どうすれば直せるか」を考えて書いてみましょう。