就活お役立ち講座53「会社とお金の関係について」
就労移行支援事業所リスタートでは、毎週月曜日就活対策講座を行っています。
就活対策講座では、ビジネスマナーや面接の練習など、就職活動をする上で必要なスキルを学んでいます。
「就活お役立ち講座」では、今まで講座で行ったものの復習や、今後必要となってくるであろうスキルについて紹介していきます。
事業活動に伴うお金の出入り
会社は製品を生産・販売したり、サービス提供したりすることによって、お金を儲ける組織です。
しかし、お金を儲けるためには、会社からお金を出さなくてはいけないこともあります。
例えば、製品を生産・販売するためには、その製品を生産するための材料や部品などを購入しなければなりません。
さらには、従業員の給料や電気、ガス、水道代、宣伝費のさまざまな出費もあります。
このように、会社が事業活動を行うためには、入ってくるお金だけではなく、それと同時に出ていくお金もあるということを知っておくようにしましょう。
資金調達の方法
会社が資金を調達するには、大きく分けて2つの方法があります。
1つ目は、直接金融といって、株式や社債を発行して市場から直接、資金を調達する方法です。
社債とは、会社が一般の人や他の会社からお金を借りる際に発行する証券です。
社債はあくまで借金なので、当然期限がきたら返済しなければなりませんし、利息も払う必要があります。
2つ目は、間接金融といって、銀行等の金融機関から借入れをする方法です。
金融機関にお金を預けた人や会社から、金融機関を介して間接的に資金を調達するので、間接金融と言います。