紹介!コミュニケーションのテクニック ㉔ ~怒りが沸いた時は勝ち負けの発想を捨てる~
紹介!コミュニケーションのテクニック
就労移行支援事業所 リスタート では、毎週月曜日にワークショップを、火曜日にはコミュニケーションプログラムをやっています。
これらは、社会で生きていく上で避けて通れない「対人関係」を円滑にするため、「コミュニケーションに慣れる」ことを目的としたプログラムです。
ここでは、良好な人間関係を築いていくために気を付けたいコミュニケーションのテクニックを紹介していきます。
怒りが沸いた時は勝ち負けの発想を捨てる
「売り言葉に買い言葉」 という表現があります。
この場合の「売る」とは、「ケンカを売る」の売ると同義でしょうか。
この「売る」という表現はよくできていて、言葉の通り、売られたケンカを「買う」からケンカになってしまうと言えます。
同じく、イヤな気持ちになることを言われたとしても、それを「買う」ことがなければ言い争いにはなりません。
相手に怒りが沸いた時、カチンと来た勢いでひどい言葉を投げかけると、関係は大きく悪化してしまいます。
売り言葉を買わないために重要なのは、「相手を打ち負かそう」といった発想を捨てることです。
相手を言い負かして自分の言い分を押し通そうとするのではなく、伝えたい内容をしっかりと伝えることを重視してみてください。
ポイントとなるのは、相手の感情に乗せられて感情的な返しをしないことです。
また、相手が指摘したことがあるならば、それを否定せず、答えを返すことも重要です。
売り言葉に乗ることなく対応ができれば、周囲からは良い印象を持ってもらえるでしょう。
対応の例
・注意したら逆ギレされてしまった
「事情や言い分があるならちゃんと聞くから、落ち着いて話してほしいな」
・相手が言い訳をして、受け入れようとしない
「言いたいこと、事情があると思うから、それについては聞くよ。でも、その前に今伝えたことについては受け止めて欲しいな」
「今までそう習ってないんで」と返された
「そうなんだ、今まではそうやって習ってきたんだね。チームでやり方を合わせるために、今後はこのやり方でやってくれると助かるんだけど、どうかな」
※ここで、「普通はこうするのが常識でしょ」といった言葉を選ぶのはNGです。
あなたにとっては一般的であったとしても、相手にとっても同じとは限りません。
考え方を押し付けられたと感じたら、嫌な思いをすることになってしまうでしょう。
どの例であっても共通することですが、相手を否定すると、拗ねたり反発したりしてしまうものです。
相手の言葉を受け止めてから、要望を伝えるようにしましょう。