繊細で真面目な人のメンタルケア講座 ~家族トラブル③ 子供について~
悩まない人はいない!
- 親子喧嘩、夫婦喧嘩がある。
- 家庭のトラブルが仕事に差し支えている。
- 家にいたくない。
- 家族とのコミュニケーションの仕方がわからない。
子供がいたら、誰もが必ず苦悩を経験します。
親は、子供よりも何年も長く生きていて経験もあるし、
何より子供のことを思う心から、アドバイスしたくなるもの。
しかし、必ずしもいうことを聞くわけでもなく、何度も失敗してしまうなどトラブルも多発。
子育てというのは苦悩なしにはいかないのです。
今回は、そんな子育てに悩むお父さん・お母さんのための処方箋。
また、子供が欲しいと思っている人のヒントになることもあるかもしれません。
「全員が初心者」という大前提
前述の通り、子育てというのは悩み、大変さがつきものです。
子供を持った親たちは、全員が同じように苦労をしています。
全員が共通の問題でもあるのです。
夫婦仲が良ければ問題も解消しやすいと思うかもしれませんが、
二人とも子育て未経験者ですのでそう簡単に解決するとは限らないのです。
ではどうしたらよいのかというと、経験者や専門家に聞いたり、書籍で学んだり、
実践を通して判断したり、という過程が必要になるのです。
もし子育てをするなら、知っておきたい2つのこと
そんな大変な子育てですが、もちろん幸せも大きなもの。
子供の喜ぶ顔、達成感、子供が新しいことをできるようになったときなど、
幸せや充実感を感じることももちろん多いのです。
大変な子育ての中で、幸せをより多く感じたいもの。
どうしたらよいのでしょうか。
ここでは、子育てをするとき、子供が欲しいと感じたときに知っておきたい2つのポイントを紹介します。
分担について
イクメン、男性の育休、という言葉もよく聞くようになってきました。
家事の分担、育児の分担。
家庭を持つと、
職場や家庭外での付き合いだけでなく、家族のことも考えてゆかねばなりません。
分担、ちゃんとできていますか?
夫婦のうちどちらかが一人で抱え込んでいる状況をよく見かけます。
抱え込んでしまう人は、責任感が非常に強く、またとても真面目。
だから、子育ても家事も、一人で担おうとしてしまいます。
さらに共働きが当たり前となり、仕事ももちろんついてきます。
これではいつ爆発してもおかしくないでしょう。
もちろん、パートナーとしては、子育ても育児も手伝っているはず。
しかし、分担している「つもり」になっていることは実は多いのです。
洗濯を手伝ってくれたけど、洗濯物が干しっぱなしで次の洗濯ができず・・・などといったところにもトラブルの種はあります。
手伝いたい、という気持ちを大切にしながら、どこまでやれたらよいのか相談しましょう。
また、手伝ってもらえたら楽になる、というのであれば、
全て自分でやらなくてはいけないと抱え込んで爆発するのを防ぐために、どこを、どこまでやってほしいか、言葉で伝えましょう。
やってほしい、と思っているだけでは伝わらないのです。
頼るべきものについて
とくに初めての子育てでは、何から準備したらよいのか、何に気を付けたらよいのか、ということがわかりません。
みんなはどうしているのでしょうか?
それは、経験者に聞くこと。
親や親せきでもよいですし、世代の近い先輩からでもよいでしょう。
昔から続いている常識のような知識もあれば、若い世代の手軽なノウハウもあります。
どの世代でもよいのですが、誰にも相談せず全て手探りでは、ノイローゼになってしまうでしょう。
また、それらを総合的に、体系的に学べるのが書籍です。
ネットも手軽ですが断片的です。
書籍からでも先輩たちからでも、たくさん学ぶことはあるのですが、どれも実践せずには効果がわかりません。
得た知識を実践してみることが何よりも大切。
実践したうえで、効果を評価し、修正して・・・と繰り返していくのが大切なのです。
実践した結果を、先輩たちに相談してみるのも大いにありでしょう。
効果を評価しないことには、効果を高めることもできませんし、他のよい手段に出会うこともありません。
うまくいかないのはもしかしたら「抱え込みすぎ」「目標が高すぎ」といった原因もあるかもしれませんので、
相談しながらやっていけるとよいでしょう。